その後約束してた通り、1階のレストランで夕飯を取った。
「飲んで忘れよう!」
彼女にそう言われてジャンジャン酒を飲んだ。
酒が入ると俺が喋るまでもなく、彼女は元彼の不満や愚痴を喋ってくれた。
結婚を約束してたくせに浮気してて、しかも相手は彼女と同じ会社の仲の良かった子。
何度も家に呼んだのがダメだったのか、いつの間にか奪われていったって。
彼女だけ知らずにそのまま2年。
最後はその子と結婚したいと二人で同棲してた部屋で言われた。
俺も不幸だけどこの子も相当だなって不憫に思えた。
彼女は本当に可愛かった。
誰に似てるって事はなかったけど、強いて言えばビーチボーイズ時代の稲森いずみ似。
レストランに向かう時とかは無口で静かな印象。
でも酒を飲んだらちょっと姐サン肌でサバサバした印象。
後輩とかの面倒見とか良さそうで、十分俺の心はヤラれっぱなしだった。
ホテルの人に聞いて近所にある居酒屋へ行き、地元の魚を食べながらまた飲んだ。
俺も酒が入ってから、今まで思ってた鬱憤を撒き散らしてた。
なぜ俺はそんなに浮気されるのか。
性格的や見た目などの原因はさておき、他に何か理由があるんだろう。
「俺が思うにアッチが下手すぎたんだと思う」
下心無しに本心を喋った。
それに彼女が乗ってきて、面白い話になっていった。
俺はテクニック不足、彼女はご奉仕し過ぎ。
元彼が望むならほとんどの事は受け入れてたみたいです。
疲れて帰ってきた元彼がお風呂に入れば、一緒に入って体や頭まで洗ってあげちゃう。
ヤリたいけど疲れてると言えば、1時間でも口でしてあげる。
セックスのほとんどが騎乗位で、元彼をイカせる為に彼女が動く。
だからか「そういえば元彼にしてもらった事そんな無いかも」って言ってた。
そんな事をするようには見えないから、話を聞いてるだけで妄想が膨らむ。
酔って無防備になってた胸元の谷間も視界に入ってくるし。
途中で俺は酒をセーブしたけど、彼女は抑える事なく飲み続けてた。
わりと強いんだろう。
テンションが上りまくった状態でキープするようで、初めて会った時とは別人だった。
そんな彼女がトイレに行った時、奥の廊下で人にぶつかり転んだんです。
こりゃヤバいかと思って帰ろうと提案した。
でも彼女は「まだ飲む!」と言って聞かない。
「だったら酒を買って部屋で飲もうよ。その方が安全だし。ね?」
「分かった!そーしよう!」
その居酒屋がなぜか焼酎を売ってくれたので、それを持ってノリノリの彼女を引き連れてホテルに戻った。
俺の部屋は彼女の部屋よりグレードが高かったので、とりあえず俺の部屋へ行った。
ついて早々に酒を飲み出す彼女。
「ちょっと聞いてるぅー?」
洋服を掛けたりしてると彼女はそう言って少し絡んでくる。
ちゃんと目の前に座ってると可愛らしくて素直な子なのに。
部屋で飲み始めて1時間ぐらい。
やっぱり元彼との話がメインになり、俺も興味あったから気を使いつつ探った。
もうこの時点で俺の頭の中は、どうセックスに持ち込むかの1点集中。
そこで彼女の「元彼にはしてもらえなかった・言えなかった」願望を聞いた。
こんな可愛い子からそんな答えが返ってくるとは思わなかった。
確か彼女の口からは「口でしてもらいたい」って言葉が出たと記憶してる。
要するにクンニされたいらしい。
聞けば元彼の前に付き合ってた男は二人。
それも10代の頃で、その中の一人が超クンニ好き。
その男と別れてからほぼ無しなので、あの記憶が脳裏に焼き付いてるとか。
別に好きじゃなかったけど「俺はクンニ好き」と伝えた。
ずっと下手だから浮気されたと思ってたから、そういうのは随分勉強したって。
確かに電子書籍やら動画でクンニのお勉強は必死にしてきた。
まぁ~それを試す機会は訪れなかったんですがねwww
舐め好きという言葉に興味がそそられたみたい。
遠回しにだけど「どう舐めるのか」「舐められた元カノはどうだったのか」など聞いてきた。
さすがに酔ってるとはいえ恥じらいはあるようで、ダイレクトには聞いて来ません。
そこで察した俺が恥を忍んでペラペラと喋った。
途中でゴクッとツバを飲むような仕草なんて見ちゃうと興奮する。
ここが勝負だと思った俺は勝負に出た。
「ちょっと手貸して」
彼女の手を取り、ここがクリちゃんだとするでしょ?と解説しながら、指先でクリを触るように撫でたり、クンニしてる時をイメージして「こう舐める」と解説した。
これがバッチリとハマりました。
さっきまでの顔とは違って、本当に欲情し出した表情に激変。
トロンとした目や半開きの唇、何よりも少し荒くなってた息遣い。
「ちょっと分かんないなー」
わざとそう言って俺はタオルを濡らしに立った。
オシボリを作ってきてすぐさま彼女の手を取り、何も言わずに掌を舌で舐めた。
「ひぃぁっ!」咄嗟に小さな悲鳴じみた声を出された。
「ゴメンゴメンw」そういってオシボリで舐めた箇所を拭いた。
「分かった?」
「えっ?ゴメン。びっくりしちゃって」
「そっか、こうやってクリちゃんをね…」
また手を取って舌先でチロチロと掌を舐めた。
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