中学の頃から同じ部活で親しくしてた2つ上のK先輩。
何かと可愛がってくれてお世話にもなった。
超モテる先輩だったから、高校の時はオコボレを貰った事もある。
だけど正直なところ、そういうのは凄く嫌だった。
「どうせお前は女日照りだろ?オコボレやるから食っとけよ」みたいな感じがしたし、されればされるほど「お前ってさぁ~」と説教までするようになってたから。
別に俺が紹介してくれと頼んでたわけじゃない。
多分いらなくなった女をウザいから俺へ回してたんだと思う。
「お前あいつのヤッたんだろ?そんな女と付き合えるわけねーじゃん」
そう言われた子が2人いた。
要するに俺は体の好い後処理係りってわけ。
それでも昔からの付き合いだし世話にもなってたから、無下に出来ずズルズル関係は続いた。
やっと解放されたのは、先輩が就職してから。
時々メールがくるだけで会う事はなく5年経過。
俺も就職して1人暮らしを始めてた。
そんな時に先輩から結婚するというメールがきた。
ちょうど俺は前後2週間出張に出る予定だったから、事情を説明して式には出なかった。
奥さんは大学の頃から付き合ってた人で、俺も随分と面識がある。
だから出張から帰ってきてすぐにお祝いを届けに行った。
うちからバイクで20分ぐらいのマンション。
マンション見ただけでピンときた。
先輩の力で買ってないな、と。
そんな高給取りじゃないし、一人娘の彼女がお金持ちな事も知ってた。
「アイツの実家は超金持ちだからな。超逆玉だぜww」
いつかそんな事を嬉しそうに笑いながら喋ってたのを思い出した。
相変わらず綺麗な彼女と、K先輩には不似合いで豪華な部屋。
夜景まで綺麗な部屋をK先輩はずっと自慢してた。
内心「はいはい」と思いつつも煽てておいた。
久し振りに会って俺の煽てが気持ち良かったみたい。
というか俺以外には煽てられて持ち上げてくれる人いないんだと思う。
自慢や説教がいつものようにエスカレートしていってた。
でも相変わらず彼女は先輩がトイレに立つ度に「ゴメンね」と謝って気遣いをしてくれてた。
この彼女、っていうか奥さんは、俺には絶対に手が届かないレベルの子。
嫌々ながら出されたという地元のミス○○○に選ばれちゃったというレベルの美人。
人前に出るのが恥ずかしくて嫌みたいで、先輩がいうには内定は凄かったらしい。
受付やマスコミなどの内定が。ホントかどうかは知りませんがね。
そんなわけで俺は先輩よりも奥さんに会う方が楽しみだった。
奥さんの名前は少しモジって「綾香」にしておきます。
先輩に女を恵んでもらってた俺ですから、当然のように自他共に認めるブサイク。
鏡見ると「俺ってマジで可哀想だよな」と思うぐらいブサイクw
昔合コンで日村の「あどねぇ~ぼくねぇ~」やって!とか言われ、「日村に似てる?」って聞いたら「貴乃花の真似してる日村に似てる」って言われたレベルです。
ヤバいでしょ、マジでwww
そんな俺でも人に誇れる唯一のモノがチンコ。
漫画みたいで申し訳ないが、ブサイクでキモいくせに隆々とした巨チンなんですw
でも合コンとかで「チンコがデカい」って話になると、決まって女の子達からは「えぇぇ~~キモォ~~~い!」って言われますけどね。
綾香さんの手料理と持って行ったドンペリで乾杯した。
煽てで調子が最高潮の先輩は、勧めなくてもグビグビ飲みまくってた。
30分ぐらいで1本が空き、2本目は某有名で定価では入手困難な焼酎。
俺だったら絶対チビチビ飲む焼酎なのに、先輩はロックでグビグビ飲んでた。
普段はあんまり飲まなかった綾香さんでさえ、美味しいって言いながら飲んでた。
当然のように2時間ぐらいすると先輩は呂律が回らないほど酔い始めてた。
初めて見たが綾香さんも顔を赤くして酔っ払ってて俺だけほろ酔い。
酔って調子にのってきた先輩は、新婚旅行の話をしてきた。
毎晩のように今まで躊躇してきた中出しを連発した話を。
綾香さんは「ちょっとヤメてよぉー!」と先輩の肩をバシバシ叩きまくってた。
でもブチ切れるような素振りがないので、先輩はドンドン調子にのっていった。
「コイツ俺以外とヤッた事ないからさ、初めての中出しだったらしいぞ」
「へぇ~そうなんすか」
「中に出されたら気持ちイイんだってよ!ww」
「そんな事言って無いでしょ!!w」
「言ってたじゃねーか、もっと!もっと!ってよぉ~w」
「ヤメてよ!何言ってんのw」
綾香さんのそういう下ネタってのは初めて聞いた。
こんな美人が「もっと!」とかいって中出しされちゃうのか~って思うと興奮した。
つ~か綾香さん処女だったのにはもっと衝撃だった。
「綾香さんモテるだろうに初めてだったんすか?」
ゲスな顔にならないよう、さも驚いた態度で聞いてみた。
綾香さんは困った顔をしてたけど、先輩がすかさず「そ~なんだよ!」と言ってきた。
「意外だなぁ~」
「だろ?大学生にもなって処女ってんだからビビったよ」
「もうイイでしょ!その話は」
「ぜってぇ~お前のチンコだっだら入らなかったな」
「ん、まぁ・・・そうでしょうねw」
「何言ってのよ、変な話しないでよ!」
「だってコイツのチンコはすげ~んだぞ?手首ぐらい太くてさぁ~ww」
「えっ・・・・うそ・・・」
「ウソじゃね~よなぁ?」
「はぁ、まぁ~デカいのだけが取り柄ですからw」
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