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4年ぶりのセックス②

私はトイレで何度も吐きました。
「今夜空いてるかな?」
部長さんにそう言われた瞬間、酔った勢いもあり軽くキレてしまったんです。
それが原因で、次の日加藤にこう言われました。
「お前のせいでダメかもな」
悔しくて仕方が無かった私に何も知らない部長が「どうだ?OKか?」と喋り掛けてきました。
思わず「はい、大丈夫です!」と言い切りました。
「今度の仕事でヘマしたら、もしかしたら君もうダメかもしれんぞ」
私と同等もしくはそれ以上に仕事ができる男性社員は何人もいます。
「そろそろ30手前で考えてみては?」という事をよく言われてたので、ヘマだけはしたくないと必死になりました。

「お願いしますから、加藤さんの方でも何とかして頂けませんか?」
「なんで俺がお前のフォローしなきゃいけねーんだ?」
「申し訳ありませんがお願いします。クライアントと繋がりのある人は加藤さんしかいないんです」
必死に頼み込んだ結果、加藤が電話をしてくれて、唖然とするぐらい簡単にOKをもらってきました。
私じゃダメで加藤だとこんなにも早くOKを貰えるなんて・・・
悔しくて情なくてトイレで泣いたのを覚えています。

その日の夜、私は加藤を誘ってお礼のお酒を御馳走しました。
加藤は遠慮無く酒を呑み、グチグチと小言ばかり喋っていました。
そしてついには「俺が部長に言ったら、お前はもうダメだな」などというんです。
「部長には秘密にして下さい。お願いします」
そう言わざるをえませんでした。
「ふんっ・・・・どうするかな・・・・」
ねっとりした目で私を見ながら、楽しげにニヤニヤしていました。
「2軒目行くぞ!」そう言われて連れて行かれたのは、加藤行きつけのバーでした。

ボックス席に案内され、加藤は自分のボトルを注文して呑み出しました。
私は軽めのカクテル中心です。
後になって考えればそうなんですが、酔っていた私は気が付きませんでした。
多分私のお酒は、1杯ごとにアルコールが濃くなっていってたんだと思います。
「お前は呑めないんだからこれでも飲んどけ」
加藤言われて頼んだカクテルは口当たりもよく、本当にアルコールの味がほとんどしませんでした。
4杯か5杯呑んだ後、「じゃ~最後は景気づけにコレ呑むか」と加藤が頼んだカクテル。
マンゴーの甘い味でしたが、少しアルコールの味がしたカクテルでした。

帰る前にトイレに立った私は、想像以上に酔っている事に気が付きました。
シャキッとしなきゃ!と気合を入れましたが、会計を終えて階段を登っている最中に突然強烈な酔いが襲ってきました。
後ろを歩いていた加藤がいなかったら転げ落ちていたかもしれません。
加藤に支えられてやっと階段をのぼり、外に出てタクシーを拾った所まで・・・・
そこで記憶がパタリと消えました。

タクシーに乗った次の記憶は、加藤が上で腰を振っていた記憶です。
私はなぜか加藤の首や背中を抱き締め、自分でも信じられないほど喘いでいました。
「なんでアタシは加藤とエッチなんてしてるんだろう」
「なんでこんなに気持ちがイイんだろう」
「これはきっと夢なんだ」
「泥酔してるから変な夢見ちゃってるんだ」
薄らとそんな事を考えながら喘いでいた記憶があります。

夢なんだからもうどうでもイイ・・・
そう思って久し振りのエッチを体の芯から楽しんでいました。
加藤のペニスは今まで経験した事の無いほど太くて硬く、そして大きい。
子宮に先っぽが常に当たっていて、この世のものとは思えないほどの快楽を感じていました。
それまで6人の彼氏と付き合ってきてそれなりにエッチはしてきました。
でもこんなに気持ちが良いエッチは体感した事がありません。
私は「もっと!もっと!」と口走り、加藤の腰に足を絡めて奥を刺激してくれるようオネダリもしました。

「お前はどうしようもない変態だな」
「はいっ・・変態ですっ」
「俺のチンコがそんなに気持ちがイイのか?」
「凄いのっ・・・こんなの初めてっ・・・凄いっ」
「俺のチンコが大好きだって言ってみろよ」
「加藤さんのオチンチン大好きですっ」
「毎晩ヤラれたいのか?」
「はいっ・・・毎日して欲しいですっ」

今書いていても手が震えるほど、私はそんな屈辱的な事を口走っていました。
今でもハッキリそう書けるのは、もうちょっと後に説明します。

つづく

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