新元号が発表されてすぐの頃、某駅前で可愛らしい女子に声をかけられた。
ワイ42歳の、ただただそこら辺にいるオッサンです。
交番横の木が茂った所で「あのぉ~メイプルさんですか?」と話し掛けられた。
「は?はい????」
「メイプルさん?」
「メイプル?俺が?」
「あ・・違いますよね・・」
「まぁ~はい、違いますかね」
「はぁ~・・・・もぉ~最悪・・・・」
深い溜息を吐き出しつつガックリしてる女の子。
目がクリッとしててホントに可愛らしい子だった。
だから思わず「どうかしたの?」と聞いちゃったんです、助平心でw
交番の入り口には若い警察官が立ってる。
時間もまだ15時過ぎで明るい。
ちなワイ仕事中。
なぜかその場所がwifiの電波がめっちゃ良くて、そこで仕事のデータを受信してた。
「ずっとお金貸してる人がいてぇ~」と事情を不貞腐れながら喋ってくれた彼女。
要するに、某グループのライブチケットを3回ほど立て替えてたらしい。
それを返してくれないと一文無しで今日からヤバい。
「でも会った事すら無い人にお金貸してたの?」
「あ、メイプルさんは違う人、パパ活の人だから」
「はい??」
「ご飯食べに行くから5千円くれるって話だったの」
パパ活という言葉は聞いたことあったが、実際にやってる人に初めて会った。
まぁ~可愛いしね、でもメシだけで5千円はないわな。
こんな話をしてると彼女の顔が変わってきてる事に気が付いた。
「お兄さん、どう?」
「どうってパパ活?無い無いw」
「えぇー、じゃ~手と口で5は?」
「マジかwそれはイイかもwww」
「ゴムありなら2でもイイよ」
「ちょっwww考えさせてwww」
マジでさ、あんな可愛い子に援交の誘いを受けるなんてさ、美人局か?って疑うでしょ。
すぐ横に警察官がいるから妙なドキドキ感もあったし。
やっぱり臆病なワイにはムリだった。
丁重にお断りしたんだが、だったらご飯だけゴチってくれと頼まれた。
ファミレスだろうがマックだろうがどこでもイイと。
それだったらイイよとなったが、ワイはまだ仕事中。
そこでこう決めた。
19時にここで待ち合わせしよう。
それまでの間にメイプルさんか他のパパ活オヤジが見つかったらキャンセルで良い。
見つからなかったらワイと夕飯でも食べよう。
仕事が終わって18時40分頃また戻ってきた。
すでに彼女がいた。
俺を見てめっちゃ可愛い笑顔で「来てくれないかと思ってたぁー」って。
ワイの青春時代にはこんなシーンが1回もなかったw
リア充達って毎回こんな幸せな時間を過ごしてるんだろうなぁ~
そんな事を考えながら近くの居酒屋へ。
歩きながら「そう言えばいくつ?」と聞いてみた。
予想ではまだ18歳19歳のJDじゃないかと思った。
「今年19歳になるよぉー」
「学生さん?」
「んーフリーター」
「じゃ~酒はムリだね」
「うん、てかまずいからあんなの飲いらないw」
他愛もない会話をしながらお店へ。
そこで普通に「彼氏いないの?」とか、逆に「結婚してないの?」とか喋ってた。
もうマジで可愛いわけよ。
しかも羽織ってた薄いマウンテンパーカー脱いだら巨乳でさw
「デカっw」って思わず言っちゃったぐらい。
「めっちゃ肩こるのぉ~」なんて可愛く言いながら揺らすんだもんねぇ、最高でしょ。
しかもテーブルにオッパイ乗せちゃうしさw
酒も入った事もあり、ヤリたくなっちゃったわけです。
こんな可愛くて巨乳の18歳だったら2でも安くないかと。
2なら定期的に会ってもイイぐらいお得じゃないかと。
元カレのチンコを30分以上舐めてたとか、フェラ好きとか言ってるし。
ドMだから命令されて騎乗位で腰フルのとか大好きとか言うし。
「ねぇ~ヤリたくなってきたでしょ?w」
「なんでわかった?w」
「顔がめっちゃエロオヤジになってるしwww」
「マジ?ごめんごめんw」
「しかもさっきからオッパイばっかり見てるしさぁ~w」
「完全に無意識だったわw」
「でもそういうの嫌いじゃないから別にイイよw」
こんな事言ってくれるなんて貴重過ぎる。
もう完全に腹は決まった。
彼女がトイレから戻ってきたら「2でお願いします」と言うつもりだった。
ホテルはどうしようかな、この周辺にはなさそうだからな・・・・
そう思いながらスマホで検索してたんです。
「ちょっとイイかな?」
「ちょっと?」トントンとテーブルを叩く音。
スマホに夢中だった俺は顔をあげた。
見知らぬオッサンが立ってた。
「はい?なんですか?」
そう言ってる最中に斜め後ろに彼女がいるのが見えた。
「ちょっとここイイ?」
そう言って彼女と目の前にオッサンが座ってきた。
「お兄さん、この子といつからの知り合い?」
「えっ?つい数時間前ですよ」
「ん~アプリとかで待ち合わせしたの?」
「いや、駅前の交番横で声掛けられて」
「遊ぼって?」
「お金無いからご飯ご馳走してくれって、てか何なんすか?」
「私ね・・・」
そういって見せられたのが警察手帳wでも周りに気を使ってくれた見せ方をしてくれた。
「この子の年齢知ってる?」
「あ、さっき18歳だって・・・」
「いやいや、まだ16歳の高校1年よ、この前まで中学生だったんだから」
「えっ?マジっすか・・・」
「確実に淫行だわな」
「ですね・・・」
「でもまぁ~未遂かな?」
「はい!何もしてませんよ!ご飯食べたかもだけど、まだ料金支払ってないし!」
まぁ~慌てたよねw
「気持ちは分かるけどさ」と30分ほど説教されたw
彼女もワイに「嘘ついちゃってゴメンナサイ」って謝ってきた。
どうやら偶然店内に彼女と顔見知りの刑事さんがいたらしい。
詳しくは教えてくれなかったが、いろいろあっての顔見知りなんだと思う。
連絡先も交換してないしってことで、その場でワイひとり店を出た。
駅のホームで電車を待ってた時、急に現実味が出てきて足が震えた。
下手したら淫行でパクられてたかもしれない。
そうなったら会社はクビだろう。
親にどんな顔して会えば良いか分からない。
マジで良かった・・・・
皆さんも気を付けましょう。
信じるか信じないかはアナタ次第です。。。
まぁフィクションという事でw
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