高校まで暮らしてた地元に、コロナ禍の間に戻ってきた。親戚同士の問題があって、広い屋敷に祖父母しかおらんくなったもんでな。完全リモートになった事もあって、会社も認めてくれたし。とはいっても何かあった時は出社が約束だが。まぁ～そんな問題起きる事もそうそう無いしな。
暮らし始めて心底思ったが、ホント何にもなくなってる。残ってる同級生や先輩後輩もいるよ。でもヤバさを感じる。昔から言われてきた事だけど、マジで田舎から若い奴らが消えてる。
さすがにここでずっと暮らすのはムリかもって思い始めてた頃に、29歳の人妻ちゃんと仲良くなった。週に1～2回、婆ちゃんを連れて買い物に行くんです。近くのスーパーでもイイんだが、俺がいるんだからって事で行きたい所に連れて行く。時には地元じゃ1番デカい街にも連れて行く。
そんな買い物で頻繁に行くスーパーがあって、そこのパートさんでめっちゃ美人さんがおってな。横山ルリカって知っとるかな、あんな感じの美人さんなのよ。タイトなジーパン穿いててスレンダーな体型も素晴らしい。うちの婆ちゃんにもそうだが、来てるジジババにめっちゃ優しいし愛嬌がある。
あぁ～こういうお嫁さんだったら頑張れるんだけどな～って毎回思って見てた。
ある日、婆ちゃんの知り合いが偶然おってさ、店の前にあるベンチで2人お喋りしてたのね。俺は少し離れたベンチに座ってスマホをイジイジｗそこにルリカ嬢が来てくれたわけ。
「お婆ちゃんの知り合い？」
「らしいｗ昔の知り合いっぽい」
「へぇ～じゃ～しばらくは待たされそうねｗ」
「まぁ～夕方までに戻れば大丈夫なんで」
「仕事？」
「そそ、いちおうリモートで」
「お！エリートじゃん！ｗ」
「なわけないでしょｗ」
休憩みたいで隣に腰掛けてきたルリカ嬢。そこで初めて人妻である事や子供が2人いる事を知った。ですよね～って感じ。こんな田舎でこんな美人が独身でおるわけがない。
そう伝えたら喜んじゃってな。久し振りにメンズから褒められたってね。確かにね、周りにはジジババばかりで同年代のメンズはおらんしね。てか俺も久し振りに若い女子とリアルに喋ったって笑ってた。
「こんなオバチャンを女子って言ってくれて有難いｗ」
「え？だってまだ29でしょ？十分若いじゃんｗ俺27歳だし」
「えぇ～も～オバチャンだよぉ～」
「ないないｗ全然イケてますよ？マジで」
「そう？真顔で言われると恥ずかしいなｗ」
田舎特有の何もない雰囲気だからだったのか、素直に可愛いですよって話をしてた。別に人妻を口説こうとか思ってなかったし、変な下心はマジでなかったんです、素直な気持ちだけ。
次に会った時も人妻の方からめっちゃ話かけてくる。婆ちゃん待ってると横に来て話し掛けてきたりとかね。しかも距離がめっちゃ近いのよ。肩と肩が寄り添うレベル。ほぼ密着ですわ。
でさ、美人だしイイ匂いもするしたまらんのね。ひさしく彼女いない身としては。
「あぁ～ルリカ嬢みたいな彼女欲しいなぁ～」
「そんなのそこら辺にいるでしょｗ」
「いないいない、いたら紹介して下さいよｗ」
「いたらねーｗ」
毎回こんな会話しながら親しくしてたのね。でさ、ある日銀行に用事があって1人で出掛けた時にさ、偶然にも銀行内でルリカ嬢に会っちゃってさ。
「ねぇーねぇー時間ある？」
「あるけど」
「ちょっと行きたいカフェあるんだけど」
「お？イイっすね～行きます？」
誘われるがまま徒歩数分でカフェに到着。まぁ～田舎では頑張ってるけど、やっぱりしょぼいｗでもルリカ嬢といるから問題なし。そこの手作りケーキが食べたいとか言ってた可愛い人妻ちゃん。
やっぱり可愛いんだよね。ちゃんとお姉さんみたいな雰囲気もあるし、愛嬌があるから可愛らしさもあるしさ。しかも初めて気が付いたけど、結構ボリュームのあるパイオツｗ
1時間半があっという間だった。最後の方は旦那の愚痴ばっかりだったが、全く苦にならない。
「愚痴ばっかりでゴメンね～」
「いや～全然ｗあまり人と関わらない生活してるから」
「じゃ～また誘ってもイイ？」
「逆にお願いしますよ！なんなら車出しますんで」
「ホントに？だったら少し遠くても？」
「ぜんぜん余裕で乗せていきますよ！」
前置きが長くなったが、出会いはこんな他愛もない感じからです。ホントにね、田舎だと何も娯楽が無いしさ。ネットで見つけた店とか行きたいらしいよ。でも1人で行けないとこもあるし。
田舎で車を1時間走らせたら結構遠くまで行ける。だから周りの目を気にしないで済むのです。ちょっとしたデート気分ですよ。途中で手握ったら握り返してくれたりして。青春を思い出す胸キュン。
でも大人ですからね、我慢できません。車の中でブチュッとしちゃいました。
「やっばぁ～ｗｗｗ結婚して初めて旦那以外とキスしたｗｗｗ」
嫌がってる感じもなかったので、また顔を寄せて行ったら････なんとルリカ嬢の方からも顔を寄せてきて、そのままブチュッ･･･そしてレロレロとベロチューに。
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