かれこれ10分ぐらい隣の音を聞いてたと思います。
いきなり俺を振り返り
「ちょっと喋っちゃダメだからね!」
と言って携帯をかけ始めました。
「もしもし~アタシ、うん、そう・・・今まだ友達んち・・うん・・・」
少し小声で喋り出し、時々壁にも耳をつけて聞いてました。
「多分20時までには帰れると思うから・・・うんうん、夕飯食べてて・・・はぁ~い・・・」
俺には何が何だかサッパリ分かりません。
奥さんは携帯を切ってからも、壁に耳を当ててました。
「ねぇ・・ここってお風呂入ったら音聞こえる?」
「お風呂は逆ですよね?だったら聞こえないと思うけど、水の音は聞こえるかも」
「あ・・・この音?」
ちょっと聞いて?ってニュアンスだったので、隣に行って耳を付けてみました。
「多分そうじゃないっすかね、上の音かもしれないけど」
「多分うちよね、さっきお風呂がどうとか言ってたから」
「っていうか、何してんすか?」
「旦那がうちに女連れ込んでるのよ、アタシが遊びに行ってると思って」
「マジっすか?じゃ今から行った方がイイ~んじゃないっすか?」
「ダメよ!言い訳すると思うから、ヤってる最中じゃないと」
「ヤっちゃっててもイイ~んすか?」
「だってその瞬間じゃないと言い訳するに決まってるもん」
奥さんは真顔のまま壁に耳を当てながら小声で言いました。
それはそうなんだけど、イイ~のかな~って思ってました。
奥さんは壁にベッタリだし、変なことに巻き込まれないかヒヤヒヤしてました。
「あっ!」
奥さんが小声で言いました。
「始まったかも・・・」
二人して固唾をのんで、隣の音に集中しました。
それからしばらくすると、完全に喘ぎ声が聞こえ始めたんです。
でも奥さんよりは小さな声だったので、静かにしてないと聞こえない程度。
「もしかしてうちの音もこんなに聞こえてた?」
「まぁ~聞こえてましたよ」
「やだぁ・・・恥ずかしいなぁ・・」
気まずい顔をしながらも壁に耳を付けて聞いてます。
「やっぱりこれってうちからの音だよね?」
俺はまた隣に行って、壁に耳をつけました。完全に隣です。
「多分そうだと思いますよ。上かも知れないけど、このタイミングだと隣かと」
隣の奥さんと一緒に、隣の部屋の喘ぎ声を聞いてるこの状況。
妙に興奮しました。
隣では奥さんとは違って、「んっ!あっ!んやっ!あっあっ!」ともっと若い感じ。
「なんか・・・・凄いっすね」
「えっ?」
「いやぁ~・・・・なんかドキドキしますねぇ・・・」
「ちょっとね・・・・」
ちょっととか言いながらも、奥さんの顔は少し赤くなっていました。
「もうこれ入れちゃってるんじゃないっすか?」
「まだだと思う、あの人指とか・・・あれだから・・・・」
「前儀が長いって事っすか?」
「うん・・・・まぁ・・・・そう・・・・」
「確かに心なしかグチョグチョ鳴ってるような・・・・」
「ホントに?あ・・・・ホントだ・・・・・やだぁ・・・・」
「うわぁ…スッゴイ聞こえますね・・・・・うわっ・・・すげぇ・・・・」
「やだぁ・・・ホント凄い聞こえる・・・最悪・・・・」
そんな状況ですから、エロDVD観賞してた俺の息子は勝手に反応してました。
それを隠すように隣に座って、奥さんの方を見ながら音を聞いてました。
「いつも・・・・こんな音も聞こえてるの?」
「いやいや、壁に耳なんてつけないから・・・・声は聞こえますけど」
「えぇ~っ・・・・・」
「変な事聞いてイイ~っすか?」
「なに?」
「旦那さんのエッチを盗み聴きするのって、どんな気分ですか?」
「そりゃ~最悪!ムカつくし殴ってやりたい」
「顔赤いっすよ」
「えっ?そう?ムカついてるからかな・・・・」
この奥さん絶対興奮してる!そう確信しました。
エロ顔一歩手前みたいな表情だし、首筋まで少し赤らんできてたし。
「でも奥さんの方が凄い声だしなぁ~」
「ヤメてよ・・・」
「AV以外で、あんなにはっきりイクっ!って聞いた事ないし」
「ちょっと・・・何言ってんのよ・・・・」
「あれ?なんかジュポジュポ聞こえません?」
「あ・・・・聞こえる!何してんのよ・・・最悪・・・・」
「これってフェラしてんでしょうね・・・なんか喘ぎ声も交じってるし・・・シックスナインかな・・」
「えぇ~・・・・もうやだぁ・・・」
「咥えたまま喘いでる感じしません?」
「する・・・・かも・・・」
つづく
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