自分で言うのも何だが、中学生の時の俺は超モテてた。
外見が格好良かったわけじゃない。
運動神経が良くて人を笑わせるのも上手かったからだと思う。
中3の時なんて同じクラスに俺の事を好きだとかいう子が10人ぐらいいたからねｗ
その中の6人には軽く告られてもいたし。
何か勘違いしてた俺はその全員を振ってイイ気になってたわけだが。
自分がモテてる理由とか理解できてなかったからさ。
なので当然高校生になるとモテなくなる。
今までの時間が嘘のように全くモテない男になっちまったわけです。
そんな俺が今では34歳に。
人並みに彼女がいたりもしたが、未だに結婚できる相手との出会いは無し。
周りは続々と結婚していく中、全くそんな気配もない情けない中年。
そんな俺にまた2度目の天国が舞い降りてきた。
今年の夏、初めて同窓会のハガキが届いた。
中学を卒業して20年という節目の年なので中3の同窓会をやるという。
日曜日だったし懐かしさもあったので参加する事にした。
今でも連絡を取ってる友人は3人しかいないので、ちょっと楽しみだった。
特に女の子達がどう変わったのか気になる。
さいわい俺はランニングしたり筋トレするのがずっと日課。
なので体型の変化もなく、むしろ脱ぐとソフトマッチョで腹筋はシックスパック。
大概の女の子は見せるとキャーキャー言いながら触ってくるｗ
というわけで俺の見た目には変化がないって話。
同窓会当日、時間通りに店へ行くと、すでにもうほとんどのメンツが集まってた。
5分ぐらい前に到着したのに、若干遅れたぐらいな勢い。
皆の顔見て一気に昔へと戻った気分だった。
ほとんどが中年太りなのかポッチャリしてて、何人かは頭髪にも異変がｗ
でもやはり変わってたのは男以上に女のほう。
全体的にポッチャリしてて、さすがにオバチャンばかりに見えた。
何て言うかな、近くで顔を見ると劣化してるの分かるでしょ？あんな感じｗ
昔話を楽しんだ2時間。
店を変えて2次会のスタート。
時間がまだ早かったせいもあって、全員が2次会に参加してた。
店に到着した順に勝手に座っていく。
俺は友達と喋りながら座ったんだけど、気が付いたらユカリが目の前に座ってた。
このユカリってのは俺の事が大好きって告ってくれた女の子。
「おぉ～久し振りじゃんｗ」
そう声をかけると嬉しそうな顔して「久し振りぃ～」と答えてくれた。
もう昔の事だし特に気まずい雰囲気もなし。
ユカリは昔と同じでちっちゃな体だった。
確か148とか149とかだった気がする。
昔は39kgって言ってて、とにかく華奢なイメージしか無い。
なのに目の前で笑ってるユカリは、昔とは比べ物にならないほどポッチャリ。
太ってはいないけど、やっと標準的な体型になったって感じかな。
特に目を惹いたのは昔はペッタンコだった胸の膨らみ。
豊胸でもしたのかって疑いたくなるほど巨乳になってた。
ユカリはもう既に結婚していて2児の母。
住まいが割りと近くて車だと30分やそこらの街で暮らしてると言ってた。
旦那は年上でもう40代。
何気ない会話だったが、女って変わるもんだなぁ～と実感した。
時々女の色気がむわぁ～っと出るんです。
何が？って言われると説明できないが、とにかく色気があってエロい。
イイねぇ～と思いながらユカリと喋っていると、そこに2人の女が寄ってきた。
この2人も実は俺に告ってきた女達ｗ
「ちょっとぉ～久し振りぃ～～ｗ」とか言いながら会話に割り込んできた。
この2人も既に既婚者で子持ちの人妻。
ポッチャリしちゃって生活感出まくりの人妻。
喋ってると独身の女とは違う空気になるんだよね。
何だろ、あの人妻特有の空気感て。
それが凄くなると、オバチャン特有の空気感に変わっていくんだと思うｗ
軽くテンションが下がる中トイレへ。
出てくるとそこにユカリがいた。
そしてその場で紙切れを手渡された。
トイレに消えたユカリを尻目に紙を広げると、そこにはLINEのIDが書いてあった。
それだけなのに心臓バクバクｗ
でもこれだけじゃなかった。
なんとその場から歩き出して数歩の所でもう一人の子にメモ書きを渡されたｗ
会話に割り込んできた中の一人で、やたら声がデカいオバチャン化したヤツ。
そんな女でも嬉しいんだからねぇｗ
ユカリはイイ方で、この子は自ら進んで声なんて掛けないレベルです。
合コンでも避けたいレベル。
でも嬉しいｗ
でもでもまだまだ奇跡は続く。
その後のトイレや帰り道などで、なんと3人の子から連絡先を渡された。
ユカリ達を含めると5人だが、全員が既婚者という悲しい現実。
にしてもこんなにモテたのは本当に久し振りで超楽しかった。
でも急に女達とメッセージのやり取りが激増して大変だった。
ユカリの旦那は公務員で帰りが早い。
だから帰宅後だったら出ていけると言う。
とはいっても待ち合わせが19～20時とかだから全然余裕で仕事帰りの時間。
というわけで同窓会から2週間後の平日、ユカリと2人で飲みに行く事になった。
やって来たユカリの服装を見て、今日は食えるかもしれないと思った。
外では薄手のカーディガンを羽織っていたが、脱ぐと谷間が見えそうな胸元の服。
スカートも短いし女をまだまだ捨ててない感がみなぎってた。
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