去年の事なんだけど、1年近く仕事をせず療養してた。
はっきりした原因は分からないけど、いわゆる精神的な病気になっちゃってね。
会社側からの半強制的な休暇⇒復帰⇒変なプレッシャー⇒病気悪化。
アホみたいな悪循環で自主的に退社する事に。
ずっと忙しく働いてた俺を両親も心配してたから、辞める事には反対せず。
むしろ「辞めなさい」的な事をいつも言われてた。
でも実際に辞めて毎日家にいると邪魔者扱いになる。
そこで小6まで暮らしてた田舎にいる祖母の所に行くという話になった。
ちょうど祖父が入退院を繰り返してたから、お前が行ってくれたら有難いってね。
リフレッシュする為にも好都合かなと思ってしばらくの間行く事になった。
よく田舎ってひとくくりにするんだけど、田舎にもランクってのがある。
俺が暮らしてた田舎は未開の地に近いぐらいのド田舎。
多分想像を絶すると思うんだよね。
だって店がないんだからw
飲食店とかコンビニとか何もない。
車で山を幾つも超えてやっと22時には閉まるコンビニらしき店があるだけ。
さらに進んでいくとやっと小さな町があり、そこには飲食店などが少しある。
そんな地域だから当たり前のように村中の人達は全員顔見知り。
同級生やら子供の頃に遊んだ兄ちゃん姉ちゃん達もいる。
まずは祖父母の家に到着すると、知り合いの店にお菓子を持って挨拶に出掛けた。
隣近所って行っても遠いからね。
だってお隣さんですら500mは離れてるしw
まぁ集落の中心より離れた場所だからなんだが。
というわけで挨拶回りだけで1日が終わっていった。
昔の事を思い出して、俺は車に新たに購入したチャリを積んできてた。
ちょっとしたマウンテンバイク。
次の日からそれに乗って山とか沢に行き、身も心も浄化されてた。
2週間もするとクスリを飲まないで過ごせるようになってた。
初めは怖かったから減らしてみて、大丈夫だったから飲まなかったら全然イケた。
力仕事したりチャリで自然の中を走り回ったりの日々。
そんなある日の昼過ぎ、お隣さんの飼ってる犬を沢で発見&救助。
柴犬みたいな雑種で、10kgぐらいあった。
ツナも無いし首輪もないので、抱っこして行くしか無い。
片手で犬を抱えながらチャリを押す事1時間。
やっとお隣さんの家に到着すると、家族が犬を探し回ってた。
超お礼言われて、その日は夕飯までご馳走になった。
このお隣さんには、5つ上のお姉ちゃんがいた。
昔はよく遊んでもらっていて、それなりに家にも遊びに行ってた。
でもそのお姉ちゃんは既に実家から出て嫁に行ってる。
その代わりお姉ちゃんより4つ年上の兄ちゃんが結婚して戻ってきてた。
この兄ちゃんとは一緒に遊んだ記憶はない。
ほとんど喋った事すらなく、懐かしいという感情すらなかった。
でもこの兄ちゃんの奥さんがヤバかった。
33歳で既に2児の母なんだが、ヤケに色っぽいというか艶っぽい。
喋り方とか仕草とかは普通なんだけど、雰囲気に滲み出てるっていう感じ。
この奥さんを見て久し振りに欲情した。
田舎に来てからずっと自家発電すらしてない。
まぁクスリ飲み始めてから精力が減退していってたからね。
だから本当に久し振りの欲情。
その奥さん見てるだけでギンギンになっちゃう始末w
後になって聞いたんだけど、この時の俺、超ヤバい目つきだったみたい。
今にも襲われそうな、犯されそうな、そんな目つきだったって言われたw
しかもこの目つきに奥さんもムラムラというねw
隣の爺ちゃん婆ちゃんは農業をしてる。
奥さんはその手伝いと家事全般をやってる。
旦那さんは車で1時間以上走った地域にある会社で働いてる。
だから時間的な余裕はかなりあったわけです。
奥さんに欲情してから毎日ムラムラが止まらない。
いつものように家の前を通る度に奥さんいないかなと期待してた。
そんな都合の良い偶然はそうないわけで、やっと次に会えたのは次の週でした。
祖母と祖父の入院してる病院へ行こうと準備してた所に奥さん登場。
俺は聞いてなかったが、事前に婆ちゃん同士で話をしてたみたい。
奥さんも一緒に乗って行って、町で買い物をしてくるっていう話。
まぁついでだから乗せてよって話ね。
祖母を病院に置いて奥さんと買い物へ。
思い掛け無いチャンスに俺は必死に喋った。
奥さんも俺を嫌っていないようで、楽しそうにいろいろ喋ってくれた。
楽し過ぎる時間はあっという間に終わる。
でもこれが次に繋がるようになった。
病院に行く時は毎回奥さんも一緒にっていうね。
時々奥さんも病院に行ってたしね。
田舎暮らしで刺激も何もない。
奥さんも元は東京育ちなので、退屈な日々に嫌気がさしてたんじゃないかな。
何度も会うようになると伝わってくる。
スキンシップが多くなり、顔や身体の距離も随分近くなってた。
「彼女は?」という話で「もう3年以上いない」と答えると、「えぇーっ!もったいないなぁー」と言われた。
「奥さんみたいな子いないしw」
「いるでしょー!アタシぐらいの女なんてw」
「いないよ!いたら土下座してでもお願いするわ!w」
「何をお願いするのよwww」
「1回だけ・・ってw」
「アホか!w」
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