小3の時、気が付いたらイジメられてた。
初めはシカトから始まり、全然意味が分からなかった。
ある時から机の引き出しにゴミを詰め込まれたり、体操着とか笛とか隠されたりした。
誰も助けてくれなかったからイジメはエスカレートしていった。
廊下を歩いてると急に後ろから飛び蹴りされたりもした。
ケガしないぐらいの力加減で殴られたり蹴られたりもしてた。
だから俺は親に頼み込んで空手を習った。
同じ学校の同級生がいない地域の道場だったから、誰にも気付かれずに習ってた。
小4になって初めてイジメをしていた中心メンバーをぶっ飛ばした。
腹を殴って蹴って泣いて謝るまでやった。
親が呼び出されて大変だったけど、その日からイジメがピタッと無くなった。
その代わり誰も話し掛けてこない孤独な生活がまた続いた。
こんな苦い思い出がある俺だから、高1の時クラスでのイジメに我慢できなかった。
別にイジメられてたヤツと親しかったわけじゃない。
だけど助けてもらったと恩を感じてたみたい。
名前は健太。
ちょっと小太りで冴えない顔の男。
どう見てもどう考えても女には無縁なオーラが出まくってる男。
家が金持ちらしく金は持ってたので、よく俺は帰りにマックとかゴチってもらってた。
そんな冴えない男の健太宅へ初めて行ったのは1年の終わり頃。
ここでどう見ても母親とは思えない人に出会った。
20代後半か30代前半に見えるその女性は、高校生の俺には輝いて見えた。
だけど健太に「あの人は継母だから」と聞き、家庭の複雑な事情を知る事になる。
小5の時に両親が離婚し、中2でその女性と再婚。
健太には大学生の兄貴がいて、当時はもう既に家を出て暮らしてた。
だから家には健太と父親と継母の3人。
俺の事を絶対的に信用してた健太とは、2年になっても親しくしてた。
今までずっと誰かに慕われたり頼りにされたりした経験がなかったからだと思う。
健太からすると、俺と一緒にいればイジメられないって魂胆だったとは思うが。
高2の夏休み、初めて健太宅にお泊りをした。
さすが金持ち家庭で、ゴージャス過ぎる焼き肉をご馳走になった。
中庭みたいな所でバーベキューっぽくして食べるスタイル。
アワビや伊勢海老、サザエなどのシーフードまで食べさせてくれた。
肉は神戸牛でエゲツない塊を好みの厚さでスライスし焼いて食べる。
俺が大喜びだったからか、健太もテンションが上がりまくりだった。
そしてその日、とんでもない話を聞く事になる。
そろそろ寝ようかと電気を消してちょっとした頃、健太が急に勝手に喋り出した。
「実はさぁ~俺あの継母とヤリまくってんだよ」
何の冗談だよって笑いながらツッコミを入れた俺に、健太は「マジだよ!嘘つくわけねーじゃん!」と早口で捲し立ててきた。
「ちょっと待てよ」と俺は電気をつけて健太の話を聞いた。
本当に信じられない話で、何度も生唾を飲み込んでた。
事の発端は中3の受験シーズン真っ只中。
中学時代もイジメられてた健太は、勉強に手がつかない状態だった。
そのイライラを継母にぶつけ、物をぶん投げたりもしてたらしい。
「何でそんな事したんだよ」
「だってさ、あいつオヤジの金が目当てなんだぜ」
「そんな事ないだろ」
「俺見たんだよ、アイツのメール」
偶然見た携帯メールに、衝撃的な文章が書いてあったらしい。
それは継母の友達へのメールらしく、「これで人生も安泰」とかオヤジの資産に関する話が書いてあったとか。
寒気がするようなメールを写メで撮り、その日から実の母親の代わりに復讐してやるって思うようになったんだってさ。
「漫画か映画の見過ぎじゃね?w」
にわかに信じられない話だったからつい笑いながらそういうと、ちょいキレ気味で証拠のメールを撮った写メをその場で見せてくれた。
それ見た瞬間「マジっすか・・・」と絶句。
しかもその写メの次には、全裸で大股開きになり、オマンコ丸出し継母の写メが。
「嘘だろ・・・」とまたしても絶句でした。
次々に見せてくれた写メはヤバかった。
バイブみたいなオモチャを突っ込まれた継母の姿。
四つん這いになって自らオマンコを広げてる継母の姿。
乳首引っ張られてる画像やアナルにペンらしき物を入れられてる画像まであった。
健太はPCに詳しいヤツだったので、加工でもしたんだろって一応は疑っておいた。
最後には「分かった分かった」と呆れるような口調で遮って寝る事に。
俺が信じない事が悔しかったんだと思う。
次の日になり「明日ウチに来なよ」とまた誘いを受けた。
「継母に話つけたからフェラさせるから」という。
もう何言ってんだよと思いながら「はいはい、期待してます」と返信しておいた。
遊びに行くと健太は勝ち誇ったような顔をしてた。
健太の継母にいつも通り挨拶をし、部屋に上がってゲームをしてた。
「どうする?やってもらう?」
まだ言うかって感じだったので「じゃ~お願いするよw」って返事した。
そしたら健太が部屋から出ていき、しばらくして継母さんが入ってきた。
驚いて焦る俺に継母さんは無言のまま近づいてきた。
さすがに立ち上がって後退る俺に、継母さんは「話聞いてるから」と言う。
「いやぁ~えっ?マジっすか?」焦りまくった。
だけどベッドに押しやられてそのまま座らされ・・・信じられない事が始まった。
あの時の継母さんの表情と緊張感は今でもハッキリと覚えてる。
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