うちの弟はホントにお馬鹿。
見た目だけは兄の俺とは比べ物にならないほど恵まれているが。
中学時代からモテまくりの弟は、とっかえひっかえ女を家に連れ込んでたし。
隣の部屋からアンアン声が聞こえる屈辱ったら無かったなぁ。
そんなお馬鹿な弟はFランを卒業して、就職と同時にデキ結婚した。
相手はそれはもう可愛過ぎるぐらいの子で、弟とは同じ年齢。
デキ婚するぐらいだからその子のオツムも弟レベル。
両親は凄い心配ばかりしていたが、弟夫婦は余裕カマしてマンションまで購入してた。
給料も少ないし昇進したって先が見えてる会社に勤めてたくせに。
こんな時代によくもまぁ~向う見ずな借金ができるもんだと呆れる。
その後は簡単にまとめるとこんな感じ。
リーマンショック→弟の会社が倒産→マンション売却→ローン残る→弟嫁の両親から借金→でもまだ残る→俺・両親から借金→まだ少し残る。
まぁ~俺は少ししか貸して無いけど、周りは迷惑かけられっぱなしだった。
こんなご時世だから再就職も厳しくて、地元に帰ればイイのにアホなプライドがあるようで言う事も聞かない。
仕方が無く都内の工場で働く事になったが、ローン返済の為に部屋を借りる余裕が無い。
そこで1年だけという約束でウチに転がり込んできたわけです。
ある日「話があるから」とウチにやってきて、子供が昼寝してる時に2人で土下座w
「1年で出ていくから。お願いします!居候させて下さい!」って。
堅実な俺は余裕を持って3LDKのマンションを購入してた。
その一部屋だけを貸して下さいって話だった。
幼稚園に通う子供がいるから勘弁して欲しいと断ったが、最後の土下座で泣く泣く了承。
「俺の邪魔はするな、部屋は綺麗にしろ、子供の面倒はしっかり見ろ」などなど、思う限りの条件を出してやった。
暮らし始めてみるとそれなりに快適な生活になった。
まず食事には困らなくなり、部屋の掃除も全てやってくれる。
洗濯も買い物も全てやってくれるので、俺には家政婦がいるように思えてた。
ただやっぱり問題が勃発する。
夜勤をやっている弟が、俺のいない昼間に好き勝手やり始めてたから。
まず気が付いたのはPC。
勝手に使いやがって、ワンクリ詐欺のエロ画像が画面から消えないとか・・
コイツ俺のいない時間に・・・と思って気にするようになると、俺のベッドで寝てたり酒を勝手に飲んでたり、禁止してた煙草まで部屋で吸ってやがった。
さすがにキレると昔のように「少しぐらいイイじゃん」とかいう。
まぁ~そんなわけで「出て行け!」となるわけです。
でも弟嫁が必死に謝ってきて、じゃ今回だけは・・・と許す。
これを半年の間に3回も繰り返し、温厚な俺もブチギレたんです。
具合が悪くて夕方に帰宅した俺が見た光景。
弟はリビングのソファーで泥酔したまま爆睡。
その弟に寄り掛かるようにして弟嫁まで寝てやがる。
テーブルの上には煙草の吸殻が大量にあるし、周りは灰まみれ。
子供は部屋で寝てたけど、平日の夕方に見る光景じゃねーだろ!って。
まぁ弟は平日休みだったから、その日は休日だったんだけどね。
具合も悪かったからブチ切れちゃって、弟を外に追い出し、荷物をブン投げてやろうとゴタゴタやったんです。
そしたら弟嫁が後ろからガッツリ抱き付いてきて「ゴメンなさい!ゴメンなさい!」と。
「うるせぇーな!離せよ!」と初めこそいきり立ったが、怒りはスゥーッとおさまっていく。
それもそのはず、弟嫁の柔らかい巨乳が背中に密着し、それがムギュムギュしてくる。
女の体に触れたのさえ、かれこれ数年振りだった俺w
背中に当たるオッパイの感触だけで、怒りは消えて今度は勃起しちゃうみたいなねww
「もう・・・イイよ・・・」と力を抜いても抱き付きながら「ゴメンなさい!」と連呼。
これはヤバいと感じて股間を隠しながら自分の部屋に急いで入った。
勃起してる姿見られたら最悪だからねぇw
弟嫁はドアの前でずっと謝ってたが、具合が悪い俺はそのまま寝た。
疲労困憊になって最悪な状態になると、腰や背中、肩からくるコリで発熱するんです。
鎮痛剤飲んで寝れば次の日には熱も下がってるんだけど、その日がまさにそんな状態。
弟嫁は俺が風邪ひいたのかと勘違いし、お粥とか作ってくれてた。
薬のおかげで元気になった俺は、22時頃そのお粥を頂いた。
弟は帰ってきてるのか?と聞いたら、会社の同僚の家に泊まるとか言ってた。
「もう帰ってこなくてイイんだけどな」というと「本当にゴメンなさい、もうしませんから」とまた謝りモードの弟嫁。
本当に可愛い子なので、女に免疫の無い俺は可哀想になっちゃうわけですよ。
だから話を変えて、風邪じゃなくて・・・と要らぬ説明をしてた。
「マッサージします!アタシ上手いんですよ!」
テーブルに身を乗り出してきてビックリした。
弟嫁曰く、美容系に就職するつもりで、リンパを流すマッサージとか講習を受けてたと。
だから背中とかのマッサージには自信がありますと。
「ん・・・じゃ・・・お願いしよう・・・かな・・・」まぁ~俺かなりキョドってましたねw
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