先日の夜、仕事終わりに同僚と飲んだ後、家に帰り無性にムラムラしてきた為、久々に風俗へと足を向けた。
22時頃だったか。
自宅から歩いて10分ほどの所に飲み屋街があり、その奥まった場所に何件か店を連ねる風俗街もある。
向かう先は、何度か行った事のあるいわゆるファッションヘルスだ。
自分:30歳。会社員。見た目たぶんまぁまぁ。彼女持ち。割と真面目タイプ。
もちろん彼女には後ろめたい気持ちも持ちつつ、といいつつも男の性か足は自宅の玄関を足早に過ぎる。
外は割と薄暗い住宅街の路地だ。
すると自宅マンションの前を一人の女性が通り過ぎる。
見た目は同年代くらいか。スラッとしたOL風美女。
後に判明するが彼女の職業はナースである。
ナンパ経験など皆無に等しい自分だが、これから風俗に向かうドエロ精神・・・捨て身の覚悟でナンパする事を決意。
しかし場所は住宅街の薄暗い路地。
声を掛けたところでどう考えてもただの変質者だ。
幸い向かう方向が同じだった為、タバコなどふかしながら彼女の50m程後ろを悶々した気持ちで歩いて行く。
大通りにぶつかり、右手に進むとにぎやかな街が見えてくるが、彼女はそのまま大通りを横断して直進。
彼女の行くその先の通りは昼間は若者で賑わう商店街だが、この時間はどの店もシャッターを下ろし、人通りもほとんどない静かな通りだ。
どうしようか一度躊躇したが、やらずに後悔するよりやってから後悔しよう!!という事で、ナンパする事を再び決意。
自分もその商店街へと直進し、彼女の後ろを追いかけ、人目を避け、すれ違う人がいなくなった瞬間、思い切って声を掛けた。
(これ以降彼女はM美とする。)
自分「すみません、こんばんは。」
M美「(驚き)・・・え?」
自分「今、帰りですか?」
M美「え・・あ、はい。・・・何ですか?」
自分「あ、もし時間あったら・・・あ、ナンパです。(苦笑)」
M美「・・・・。」
自分「ちょっと飲みにでも行きませんか?」
M美「・・・あ、いや、ちょっと・・・。」
自分「ちょっとだけ、行きましょ!」
M美「いや~。・・・じゃあ、ちょっとだけなら。」
そんなこんな会話があって、自分はM美と飲みに行くことになった。
自分にもナンパできるんだ!そんな喜びも胸に、とりあえず飲み屋街の方へ向かう。
知り合いに見られたらどうしよう・・・。
もちろん内心ビクビクで。
居酒屋でもよかったが、あまりかしこまって喋れる自信もなかったため、立ち飲みのスポーツバー(アイリッシュパブ?)が目に入ったのでそこを提案。
M美も賑やかなお店の方がいいとの事で、その店へ入った。
カウンターで飲み物をもらい、奥の立ち席で乾杯した。
店内は大音量の音楽、若者や外国人客でワイワイガヤガヤしている。
口下手な自分にとってもその雰囲気はすごい助かった。
小一時間ぐらいいただろうか。
自分は生ビール3杯。M美も同じものでと言って頼んだそれを一杯空けていた。
時計を見ると、もう日が変わりそうな時間。
実はその日はド平日でお互い次の日も朝から仕事だった。
もう遅いし出ようか、という事で店を出た。
ちなみに・・・
M美:歳は32。病院勤務の看護師。
その日は職場の先輩と飲んで、歩いて自宅まで帰る途中。
本音を言えばもう一杯飲んで帰りたいなと思っていたところだったので、声を掛けられて少し嬉しい気持ちもあったのだとか。
色々とお互いの事を話したが、彼氏彼女云々についてはお互い触れなかった。
自分も家も職場も割と近い為、あまり突っ込んだ事は言わないようにした。
店を出ると・・・
M美「なんか今日はありがとうございました。ここからは歩いて帰れます。」
(あ、M美は終始敬語だった。自分の方が年下なのに・・・)
自分「そっか、じゃあ遅いし近くまで送るね。」
M美「いや、ほんとにここでいいです。」
自分「いやいや、送るよ。」
こんな会話が少し続いた末、家の近くまで送っていくことになった。
あー。俺がチャラ男だったらここでホテルとかに誘ったりできるのかなぁ、なんて思いながら、M美と並んで歩いた。
でもいーや、見ず知らずの美人ナースに声を掛けて飲みに行けただけでも、自分よくやった!!家に帰ったらAVでも見て一人でオナろう。
風俗行くよりは安くついたよ。
なんて自分を慰めながら、M美と並んで歩いた。
15分程歩くと、M美の自宅マンションの前に着いた。
M美「じゃあ、ありがとうございました。」
自分「帰っちゃうの?なんか寂しいなぁ。」
M美「ほんともう帰ります。お互い明日早いですしね!」
(こんな会話が少し続き・・・)
自分「ちょっと歩こうよー。」
少し甘えてみる自分。
M美「えー。・・・じゃあ、少しだけ。」
頑張ってここまで持ってきた自分。
頑張った。
コメント
あやさん
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ご了承下さい。
抜きました。てかなんだよこの体験。羨ましすぎる。