人生で初めての告白は15歳の3月だった。
卒業式が終わって数日後、唐突に家を訪ねて玄関先で告白した。
本当は卒業する前にする予定だったんだけどチャンスが無くて。
今にして思えばよくやったなーと我ながらに思う。
千佳とは小学校から同じで、俺にとっては初恋みたいな存在。
可愛くて物静かで、勉強も良く出来た子だった。
俺以外にもライバルはたくさんいた。
知ってるだけで7人の男に告白され、その全てをフッてきてた。
別に自信があったわけじゃないけど、嫌われてないって思ってたから告白した。
「ゴメンなさい」
それだけ聞いた後、俺は一心不乱に猛ダッシュ。
気が付けば自宅の前に帰ってきてて、まるで夢でも見てるような気分だった。
地元の駅前には、同じ中学の2つ上の先輩がやってるバーがある。
電話して女を連れていくと言っておけば、奥の個室を空けてくれたり濃いめの酒を女にだけ作ってくれたりするから、同年代にはかなり使える店。
そこでカズマ君という1つ年上の人と仲良くなった。
カズマ君は隣の中学出身で、今は地元の整備工場で働いてた。
外見はソコソコだけど、喋りが上手くて女を転がしまくってる人。
正直そんなに気が合うとかじゃなかったが、女関係を回してくれるから仲良くしてただけ。
頼めばすぐに合コンやってくれるし、その後の根回しもちゃんとしてくれる人だったから。
先月初めの金曜日、カズマ君から電話がきた。
暇なら飲みに来いよ、駅前の店にいるからって。
半分寝かかってたぐらい暇だった俺は、シャワーを浴びて速攻で向かった。
やはり想像通り、奥の個室で合コンみたいな飲みをしてた。
男は店でよく顔をあわせる人達で、女の子は随分と若い感じがする。
実際若かったんだけども。
男1人が急用で帰っちゃったから、急遽俺を呼んでくれたみたい。
もう女の子全員酔っちゃってたから話も早く、2時間もしないうちにオッパイ揉んだり物陰に隠れて手マンしたりするヤツまで出てきてた。
「お前ら他でやれよ!」とカズマ君に言われ、そのまま消えちゃったヤツらも。
カズマ君の隣にいた「1番若いセフレ」ちゃんは、ちょっと不機嫌になってた。
他の女のオッパイ揉んだりしてたから、嫉妬してたっぽい。
仕方なくそれを俺が宥める役目になって、愚痴を聞いてやってた。
その頑張りで機嫌も直り、カズマ君に「でかした!」と喜ばれ、女紹介してやる!って話になっちゃって、いきなりスマホをポンと投げられた。
画面には裸の女が写ってて、スライドしていくと続々と出てくる。
セフレちゃんがいないのを見計らって「その中から選んでイイぞ」って言われた。
多分酔っ払っちゃってて普段絶対しない事をしちゃったんだと思う。
モザイクなんて無いし、目線だって無いエロ画像。
オッパイ丸出しで笑顔のピースしてる画像から、オマンコ丸出しの画像など、それはそれはかなりのお宝画像達だった。
そんな中、一瞬にして身が凍り付いた画像があった。
ラブホとおぼしき部屋の中で、椅子に踵を乗せてヒザを抱えるように座ってる子。
笑顔でカメラ目線の顔を見て、スマホを落としそうになるぐらいの衝撃。
紛れも無くあの子、俺が初めて告白してフラれた千佳だった。
足を抱えてるからスジマンが見えてて、画像では陰毛が見当たらない。
スライドさせると今度はベッドで横になってTVを見てるっぽい姿勢の千佳が。
あの頃はまだこんなにおっきく無かったのに・・・画像ではEはありそうな巨乳だった。
千佳の画像は見た中では4枚あった。
風呂場で泡まみれのまま笑顔で何かを言ってる画像や、終わった後なのかベッドで壁に向かって寝ている後ろ姿の画像。
俺は迷うことなくカズマ君に「この子は?」と尋ねた。
「あぁぁー千佳かぁ~大丈夫かなぁ~・・・」
何だか駄目っぽい反応だった。
地元のヤツだと嫌がるらしい。
確かに俺と会ったら確実にバレるし、互いに自宅を知ってるから嫌がるのも無理は無い。
とりあえず「この画像もらってイイ?」と尋ね、OKを貰って即頂いた。
2日後ぐらいにカズマ君から電話がきて、顔隠してもイイ?って変な事を言われた。
千佳は顔バレしたくないっていうから、だったら顔隠してればイイじゃんと言ったらしい。
写メ見せてもらった時は酔ってたから詳細は聞けなかったけど、その時は千佳との出会いから今現在の関係などを聞かせてくれた。
カズマ君には都合の良いセックス大好きな淫乱女らしい。
しかも高校時代の友達を集めて、3Pとか4Pまでしてるって言ってた。
「コイツ超変態でセックス大好きなんだよ」と言って笑ってた。
俺が地元じゃなければ、問題なく簡単にヤラしてあげれるという。
1週間半ぐらいした約束の土曜日、俺はカズマ君のアパートへ行った。
メールではもう千佳は部屋にいて、バイブ遊びをしてるという。
カズマ君の前でオナニーさせてるって言ってた。
この日の為にずっと禁欲してきた俺は、それだけでも勃起してくるほど興奮してた。
部屋に入ると全裸の千佳が、ベッドでバイブ入れたまま横になってる。
「俺は隣の部屋にいるから好きにやって良いよ」
そう言ってカズマ君は肩をポンポン叩いて部屋を出ていった。
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