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盗聴されてた部屋⑤

2時間ぐらいかな。
お姉さんは、ビール1缶とサワー2缶、俺はビール3缶。
前と同じように、お姉さんは子猫モード突入。

「じゃ、ぶっちゃけ、さっきのとローターとだと、どっちがイイんですかね?」

「知らないぃ~!アタシさっきみたいの使った事ないしぃ~」

「へぇ~、じゃ~ローターは使った事があると・・・へぇ~」

「だって前に合コンでもらっちゃったんだもん!」

「それを1人で使ったと・・・ほうほう・・・」

「もうぉ~なんなの!男の人だってするでしょ!」

「そりゃ~毎晩しますよ?俺みたいに若いと特に」

「毎晩?それはそれはお盛んな事で」

「だって俺まだ19ですよ?その頃の彼氏ってそうだったでしょ?」

「確かにぃ~会うたびにスグしようとしてた!サルなんだぁ~~」

「はい!サルです!w」

フザケタ会話から、彼女がいるのかという話へ。

「若いんだから彼女ぐらい作らなきゃダメじゃん!」

「そう上手くいかないんですよ、ほら、うち理系大学だし」

「他の大学と合コンあるでしょ?」

「あっても地味なんですよ、俺もこっちにあんまり知り合い居ないし」

「そっかぁ~もったいないね」

「お姉さんは彼氏いないんですか?可愛いのにw」

「そうそう、こんなに可愛いから彼氏はいますw」

「ほぉ~、じゃ~もう結婚ですかね?」

「どうでしょ~。彼とは遠距離だしねぇ~」

「そ~っすか、会えても月一ぐらい?」

「ぜんぜん!2ヶ月に一回ぐらいかなぁ~。忙しいから」

「でも遠距離になると・・・心配でしょ?」

「そうでもないw 仕事知ってるし死ぬほど忙しいのも知ってるからw」

「そっかぁ~。なんか羨ましいですね。っていうか2ヶ月は処女ですかw」

「そうそうw」

23時ぐらいになってきて、話は次第に下ネタへ。

「やっぱり早漏だとヤバい?」

「そんな事ないんじゃない?ようは気持ちの問題でしょ?」

「気持ちねぇ~。やっぱりテクとかあるでしょ?」

「それは女も同じでしょ~。でも最後は気持ちじゃない?」

「ぶっちゃけ、俺はまだ二人としかした事無いんですよ。田舎者なんでw」

「アタシも田舎者なんで、21まで処女でしたが?w」

「へぇ~それは以外w 今の彼で10人目?」

「そんな多くない。っていうか彼で3人目」

「すげぇ~~。真面目な方で安心しましたw」

「いいえ、こちらこそw」

「この流れで性感帯教えてもらってイイですか?w」

「いえいえ、ぜんぜん流れに沿ってませんよ?w」

「流れはついてくるんです。どうですかね?一か所でもw」

「そうですねぇ~。首筋ですかね?w」

「首筋がどうなんですか?どうされるとヤバいとか?w」

「それは秘密です。コウジ君(俺ですw)の性感帯はどこですか?w」

「僕はやっぱりどうしても亀さんですw」

こんな話から、初体験の話へ。
この時既に、二人で安物のワインを追加中。

「アタシは当時付き合ってた彼氏と、彼氏の部屋だよ、普通に」

「付き合ってどのくらい?」

「半年ぐらいかなぁ~」

「マジ?よく彼氏も我慢したもんだねぇ」

「何度か押し倒されたりもしたけど、やっぱり怖かったから」

「やっぱり痛かった?」

「すっごい痛かった!何度か試したぐらいだもん」

「それで良さを知ったのは、どのくらい後?」

「もうぜんぜん!その彼と別れて次の人と付き合ってからかな~」

「その彼が上手かったと?」

「そうかも。年上だったしね」

「そこで開花されたのか・・・オモチャデビューもしちゃって?」

「そうそうw彼が持ってきた時はビックリしたわよ」

「それでハマっちゃって、今でも使用中と?w」

「そうそう!って何言ってんの!w」

こんな会話をしている時に、大学の友達から電話。
お姉さんにネットの買い物を選択しておくように言って、俺は電話してた。
10分ぐらいで切ってお姉さんを見ると、目が虚ろ虚ろ状態突入。

「ちょっちょっ!大丈夫?部屋戻れる?」

「うん!大丈夫!」

と言いつつ、立ち上がろうとするとフラフラする始末。

「コンビニで水買ってくるから、ちょっと休んでて?」

お姉さんを俺のベッドに寝かせて、コンビニへ行った。
戻ってみると案の定寝ている。

「そのまま寝たら風邪ひきますよぉ~」

といいつつ、お姉さんの体を触りまくる。
ゴロンと横に転がして、ようやく布団を掛ける事に成功。
移動させる最中に、お姉さんのオッパイも何度か触るw

でもこの状態、どうしたもんか。
明日は休みだとか言ってたから、このまま寝かせておくか。
でも俺も眠いし、一緒に寝てイイものか。
とりあえずシャワーを浴びて考えた。

つづく

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