初めは気が付かずに掃除してたんだけど、インターフォンが鳴って気が付いた。
「あ~~どうも」と思わず苦笑い。
まさかお姉さんがやってくるとは思ってなかったし。
「いきなりゴメンなさいねぇ、掃除中?」
「そうなんすよ。普段しないから大掃除みたいな。うるさかったですか?」
「ううん。そうじゃなくて、ちょっと聞きたい事があったの」
「ん?何でしょ?」
「今大丈夫?」
「全然平気っすよ」
「パソコンに詳しいみたいだから聞きたいんだけど」
「あぁ・・イイっすよ」
「なんかね、一昨日から画面が固まっちゃって変になっちゃって」
「ノートっすか?」
「うん、ノートパソコン」
「じゃ、ちょっとしたら持って来て下さい。今これ片付けますんで」
それから大急ぎで部屋のゴミを捨てて、なんとか形だけは片付け終了。
そこにお姉さんと友達がノートPCを持ってやってきた。
「どうぞどうぞ。汚いっすけど」
汚いというか家具がそんなに無い部屋に、二人を通した。
とりあえず缶コーヒーを出して、お姉さんのPCの電源を入れてみた。
「これっていきなりなったんですか?」
「うん・・なんかメール見てたらいきなり」
「それってウィルスじゃ?」
「そうなの?でも画像とか添付されてなかったよ」
「あのぉ~HTML形式のメールだったとか?」
話を聞いてみると、やっぱりウィルスらしい。
電源入れてみても、ある程度の操作はできるがほとんど動かない。
「これやっぱりウィルスに感染してますよ」
「ど~しよう・・」
「なんか大事な画像とかデータとかありました?」
「写真は入ってたけど、それ以外は別に無いかも」
「画像がどこに保存されているか分からないんですけど、消えるかもしれないっすよ」
「そっかぁ~仕方ないもんね」
「消えてもイイんなら、ウィルス除去します?」
「できるの?」
「まぁ~やってみないと分からないですけど」
そこから4時間近く除去作業をしてました。
友達に電話してみると、除去できるプログラムをくれたんで、ほとんど無傷で終了。
「一応セキュリティーソフトの設定変えておきましょうか?」
「お願い、よく分からないからやってくれると助かる!」
「変なアダルトサイトとか見ないですよね?」
笑いながらそんな話をして、無事設定終了。
「ありがとぉー!ホント助かったぁ!ありがとぉー!」
大袈裟だろって思うぐらい喜んでました。
そしてお礼って意味で、その後夕食をゴチってもらいました。
この時初めて知ったのは、お姉さんが26歳だってこと。
もっと若いかと思ってた。
しかもお酒を飲むと、子猫みたいになる。
俺がSだからなのか分からないけど、どう見てもMっぽい感じになる。
この日以来ちょこちょこ会うと、世間話をしたりする仲になった。
しかもなぜかお姉さんのオナニー回数も飛躍的にアップw
凄い時は連日寝る前にオナるようになっていた。
まぁーその都度、俺もシゴいていたわけでw
それからしばらくした金曜の夜、TVを見ているとお姉さんが訪ねてきた。
仕事帰りらしく、タイトスカートのスーツ姿。
ちょうどピザの宅配に電話した直後w
「ちょっと聞きたい事があるんだけど、あとで教えてくれる?」
「イイっすよ。TV見てるんで」
それから30分ぐらいして、お姉さんはノートを持ってやってきた。
Tシャツにスエットっぽいパンツ姿で。
「ゴメンねぇ・・買い物したいんだけど、登録できなくて」
「イイ~っすよ。どうせヒマしてたんで。」
パスワードとか個人情報は見ないようにして、登録してあげた。
そして買い物するっていうページを探してたら、事件がおきたw
なんとお姉さんが物色してたリストが、クッキーで残ってたんです。
そこには大人のオモチャ系がズラリ。
「これぇ~~。ダメですよwこんなのばっかり見てちゃ」
「えっ?何??あっ・・・それ?あ・・えっと・・うん・・」
もうお姉さんはシドロモドロw
悪戯心が働いて、一番上に載ってるヤツをクリックしてみた。
そしたらなんと、クネっと曲がったバイブらしき画像がドーン!
もうお互いに爆笑です。
お姉さんも堪忍したのかゲラゲラ笑ってるし、俺も釣られて爆笑。
「こんなの買っちゃダメですよ。彼氏に買ってもらわないと」
「買うつもりはないんだけど、ちょっとね」
「まぁ~イイんですけどねw」
その時インターフォンが鳴り、ピザが到着した。
「ピザ頼んでたんで、一緒に食べます?」
「あっ!アタシが御馳走する!」
そういってお姉さんはピザの料金を払ってくれました。
そしてビールを出して、二人で食べる事に。
「ぶっちゃけあ~いうのってイイもんなんすかね?」
「えっ?アレ?ど~だろ・・人によるんじゃない?」
「へぇ~、じゃ気持ちイイと・・・」
「そんな事言ってないでしょ~!」
「はいはい、分かります分かりますw」
「なんなのぉ~!もう!見てただけなの!」
「まぁ~まぁ~興奮しないで呑んで下さい。サワーにします?」
つづく
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