今まで誰にも言って無かった悪戯です。
高校卒業まで俺は中部地方の田舎町で暮らしてました。
同年代だったらみんな顔見知りってぐらい狭い地域。
俺には幼馴染の友人が1人いて、年がら年中そいつとばかり遊んでた。
周りはゲームとかばっかりしてたけど、俺とそいつは外で遊んでた。
こいつまた器用なヤツで、オヤジさんが大工って事もあって、いろんなモノを作ってくれる。
小学生の頃から近所の森の中に基地を作ってた。
毎日のようにメンテナンスを繰り返し、卒業する頃にはマジで住めちゃうレベルに。
廃材を利用してここまで作るとは・・・と今でも感心する。
でも今は取り壊されちゃってるらしいけどね。
部屋の広さは広さは3畳ぐらい。
現場から持ってきたソファーベッド、小さなテーブル、高い所に小さいけど窓もある。
窓と言っても扉の様な形状で、開けるとちゃんと網戸用の網も張っている。
キャンプ用のランプを吊るせば、簡易的なログハウスって感じ。
中学になり基地は放置気味になったが、中3の受験が終わった冬、また使用し出す事に。
それはある事がキッカケだった。
幼馴染が好きだった同級生とヤルヤラないとなり、部屋を使いたい!って。
田舎でチャリしかない俺達は、気楽にラブホテルへなんて行けない。
お金も無いしね。
どうせ暇だった俺も手伝って、ボロくなった部屋を修理した。
今度は寒さと湿気、虫の対策をやろうという。
ホントに感心した。
幼馴染は実家で廃材を巧みにカットし組み合わせていた。
猛烈に重労働だったけど、ヤツの言う通りに作っていった。
出来上がったのは高床式倉庫みたいな建物。
湿気を取る袋を床に敷き詰め、寒さ対策の断熱材という袋も壁に入れた。
パッと見は昔のままだったが、中に入ると格段に過ごしやすくなってた。
若干玄関のドアの隙間から風が入ってきてたが、後日それも直したし。
目的だった同級生との初セックス。
幼馴染は4月に入ってようやく達成したらしい。
高校が始まっていたのだが、暇さえあれば連れ込んでは猿のようにヤリまくる。
タンクに水を貯めていたので、夏ならシャワー無しでも十分使える。
過疎化した田舎の森の中だから、邪魔しに来る奴らもいない。
だから自然と俺達2人のヤリ部屋になっていった。
オヤジと一緒で大工をやるという幼馴染は、高校時代勉強もせずヤリ部屋に入り浸り。
俺は大学進学を希望していたので、使っても月に数回程度だった。
超お世話になっていたのに、幼馴染のバカがポロッと喋っちゃったんです。
高2の終わり頃だったと記憶してる。
喋っちゃったのは、オヤジさんの同僚で30代の人。
童貞か童貞じゃないかという話の流れで、ヤリまくってる→どこで?→秘密基地。
どこにあるんだよ→教えない→女紹介してやるよ→了解。
簡単にいえばそんな流れだったらしい。
教えたら使うようになるのは必然で、ある日女を連れて行ったら凄い事になってた。
静かな森の中で、女の喘ぎ声が響きまくってる。
今日は使わないって聞いてたのに・・・と思いながら近付くと、窓を開けたまま誰かが中でセクロスをしている最中だった。
連れて行った女もビックリしちゃってるし、慌てて電話して確認を取った。
そこで喋っちゃった事を聞き、多分その人だと思うと教えられた。
怒りも込み上げたが、他の感情も湧いてくる。
覗きたいという願望。
女と2人でこっそり喘ぎ声を盗み聞きしながら、キスしたり触り合ったりしてた。
想像以上に興奮する状況に、覗きたい願望が抑え切れなくなった。
でも作った本人だから分かるけど、覗けるような隙間は無い。
窓は高い場所にあるし、高床式だから確実に届かない。
その日は仕方なく声だけを楽しみ、夜に速攻で幼馴染宅へ向かった。
幼馴染は土下座する勢いで謝ってきた。
でも俺には怒り以上に覗きたい願望の方が大きい。
それを打ち明けると、幼馴染もノリノリになってきた。
覗くには穴を作る必要があり、それ自体は簡単に細工出来る。
問題は覗く側。
外にいたら冬は寒いし夏は蚊などに攻撃されまくる。
しかもバレそうになったら隠れるのに時間がかかる。
さてどうするか。
悩んで相談した結果、やっぱり撮影しかないだろうとなる。
デジカメを各自1つずつ持っているし、ビデオは古いのを合わせると2つある。
問題は撮影時間なので、それをその日に相談した。
幼馴染から連絡してもらって、使う時は連絡を入れるよう約束をさせた。
次の日から夕方帰宅後に作業を開始し、カメラを設置する場所を作り、設置して外からスイッチを入れれるよう加工もした。
ホントに手探り状態だったが、とりあえずやってみようとなる。
仮テストを繰り返し、ソファーベッドを移動させたりもした。
最終的にはピンホールレンズを1つだけネットで購入したが、TVのスピーカーを改造したり、ラジカセのスピーカー部分を改造して入れたりと、出来る範囲で改造した。
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