夕方Aが暇そうにしてたのでタバコに誘いました。
『今度さぁ~その人妻とのハメ撮り見せてよ。メチャメチャ興奮するよな』
『だろぉ?でも人妻だからな・・・今週会うから頼んでみるよ』
Aが妻らしき女と密会する水曜日は、僕は接待の予定がありました。
もう完全に妻だとしか思えなくなっていましたが、奮い立たせながら接待をしました。
いつも通りを装い家に帰ると、妻は笑顔で夜食を用意してくれていました。
そして次の日、Aに決定的なムービーを見せられたんです。
『大変だったよ、ハメ撮り』
1回目のエッチ中にいつも以上にクンニをやり、何度もオネダリをさせてイカせまくったらしい。
それで2回目のエッチでまた焦らしまくって、入れて欲しかったらハメ撮りさせてと要求。
嫌だと言われたが、目隠しアリならとなりハメ撮り開始。
ムービーは3つあった。全部が1分弱の短いモノだったが、入れてる時のムービーはブレまくり。
でも3つ目は違った。
イキそうになったAがチンコを口元に持って行ったらしく、そこからムービーがスタートしていた。
そのチンコにいつも通りといった感じでしゃぶりつく妻。
目隠しが外れていて、完全に顔が映っていた。
妻がAのチンコを必死にしゃぶり、口の中に精子を出されているムービーだった。
ヒザから崩れそうだった。
でも必死で演技をして、Aにどうにかそのムービーをくれないかと頼んだ。
Aは勿体ぶりながらも最後は了解してくれて、会社のPCにムービーを送ってもらった。
僕はそれを携帯に落とし、隠れてトイレで何度も再生した。
どう見てもそこには妻が映っていた。
妻とはもう2年ほどセックスレス状態だった。
半年に1回あったら良い方で、ここ最近は8カ月以上は何もしていない。
2年半付き合って結婚して3年目だが、昔から妻は淡白だと思っていた。
騎上位で腰を動かせって言っても、恥ずかしいからヤダって言ってたし。
フェラは長時間したりはするけど、口に出そうとすると嫌がってたのに。
正常位やバックで腰を動かしてきたことなんて無いし、オモチャだって拒否されまくってたし。
ましてはハメ撮りなんて絶対イヤと拒否されてた。
そんな妻が、実は淫乱で腰を振りまくり、デカチンをオネダリもする女だったとは知らなかった。
そんな事より、不倫をしておいて平然と俺に接していたのかと思うと、悔しくて悲しくて仕方がなかった。
よりによって出会い系なんて使って、しかも同僚と生でエッチしまくっていたのかと。
まだ子供欲しくないからと、結婚してからずっとゴムをつけていた僕は一体何だったのか。
トイレで自然と涙があふれてきて、嗚咽を我慢しながら泣いてしまった。
走馬灯のように、付き合い始めてからの時間を思い出してしまって。
具合が悪くなったと会社を早退して、僕は妻が帰ってくるまで待っていました。
酒でも飲まなきゃどうにかなりそうだったので、妻が帰宅した時にはかなり呑んでいました。
それでも酔う感覚は無く、心配する妻に携帯を渡して寝室に入りました。
リビングで渡された携帯を見たようです。
開けばムービーが出ている状態で渡しましたから。
しばらくして妻が泣きながら部屋に入ってきました。
そしてそのまま床に正座し、土下座をして許しを請うてきました。
『俺、今日から他に泊まるわ』
酒を飲みながら考えていた事、会社の近くにあるビジネスホテルに行こうって。
妻は何度も何度も許しを請うてきましたが、許せるような心境ではありませんでした。
土下座する妻を横目でみながら荷造りをして、最後に教えてやりました。
『その相手、会社の同僚だから』
その時の妻の顔を今でもはっきりと覚えています。
血の気の無い目を真っ赤にした顔で、一瞬右目がピクピクっと痙攣したんです。
あんな顔を見たのは初めてでした。
ホラー映画で怖いモノを見てしまったけど、声も出ないほど恐怖を感じている時のような顔でした。
次の日になりAから『いきなり人妻からもう会えないとか言われちゃったよ~』と聞きました。
それでも何とかまた会えるように頑張るとか言っていました。
僕はなんも言えませんでした。
妻は毎日何回も電話やメールを送ってきていましたが、何も答えられずにいました。
でも木曜日に『一回戻ってきて』と言われ、着替えも変えたかったし家に戻った。
リビングに座る妻と、その目の前には離婚届の紙。
妻はもう既に全てを書き込んでいて、後は僕が書けば良い状態だった。
僕はその紙を取り、無言で寝室に入って行きました。
そこには既に妻の荷物は無く、僕の荷物だけになっていました。
『アタシ実家に帰るね・・・本当に御免なさい』
荷物をバッグに入れている時に後ろで妻が言っていた。
次の日『もう帰らないから家に戻って下さい』とメールが届いた。
だからその日帰ってみると、机の上には家の鍵と手紙が置いてあった。
手紙は便箋のような紙で10枚以上あり、ほとんどが謝罪だった。
僕には隠していたが、本当はもっとしたくて仕方がなかった事。
寂しさや女としての侘しさから、思わず浮気をしてしまった事。
本当は肉体関係になんてなるつもりはなかったが、酒を飲んで我慢できなくなった事。
死んでお詫びしようと思ったが、それだと迷惑をかけるばかりだから出ていくという事。
読んでてやっぱり涙があふれてきた。
あれからもう3ヵ月経ちますが、まだ離婚届は出していません。
妻の浮気した原因は僕にもあるように思っていましたから。
何度も電話しようか悩みましたが、まだそこまで冷静になれそうもないので静かにしています。
また続きがあったら報告します。
エロくもなく暗い話になってしまい申し訳なかったです。
最後まで読んでくれて有難う。
終わり。
コメント
いつかふっきれます
がんばってください
相手の同僚に慰謝料 を請求しましたか?