私は1年前まで、ある地方都市に出向していました。
その時の体験談を告白します。
本社勤務だった私は、いきなりの辞令で出向が決まりました。
うちの会社で昇進していく為には、1度は地方に出向しなければいけません。
私も一応大卒の幹部候補だったので、仕方が無く出向しました。
出向している期間はおよそ2年。
ちょうど彼女とも別れた私は、気分転換にと思い新しい生活を始めました。
出向先の会社は、社員数が10名の小さな会社。
このような地方の支社がいくつもあり、私は東北地方に飛ばされました。
初出社の日、全員の前で挨拶をしました。
そして10人ですが簡単な自己紹介も。
ほとんどが30代の社員でした。
女性は3名いまして、27歳の女性と36歳、49歳の女性。
全て既婚者でした。
社長は51才と若く、実は本社に20年前までいたと言っていました。
この地で新たに会社を立ち上げるという事で、社長としてやってきたとか。
バイタリティー溢れる元気な社長さんです。
当時の私はまだ若く、26歳だったので最年少でした。
一番近い社員は、27歳の女性と29歳の男性1名だけ。
初出勤のその日に、私の歓迎会が催されました。
場所は近所の居酒屋さん。
海が近いだけあって、海の幸がウマくしかも安い。
会社の皆さんは仲が良いらしく、今までの会社の飲み会とは雰囲気が違いました。
全員が家族みたいな雰囲気。
なんだかやっていけそうだ!
そう思いました。
次の日から私の仕事が始まりました。
仕事とはいえ、主に社長の付き添いです。
社長はいろいろな会社の社長さんと接待をしていました。
これがほぼ毎晩。
昼間は会食やら何やらで、会社にいる時間がほとんどありません。
ぶっちゃけ大変でした。
今までデスクワークがメインだった私は、毎日が不慣れな事だらけ。
家に帰ると、シャワーも浴びずに寝てしまうような毎日が続きました。
そんな日々が2ヶ月続いた頃、社長と私はあるクラブで接待をやりました。
その相手は、一部上場の会社。
支店長から部長など3人の幹部を接待しました。
初めて来たそのクラブは、かなりの高級クラブ。
女性が妖艶で、そこらのキャバクラの女の子がションベン臭く思えるような感じです。
不慣れながらも私は必死に頑張りました。
努力が報われたのか、私はその支店長に気に入られました。
その後も、事あるごとに呼び出されて、支店長と飲みました。
この支店長は57歳ですが、元気バリバリのおっちゃんです。
金払いも豪快で、財布を渡された時はビビりました。
二つ折りの財布には、推定100万以上の万札がギッシリ詰まっていたんです。
そんな人達と飲んでいると、私の感覚も変になりそうでした。
今回の体験談は、少し前置きが長いです。
ですが読んでもらうと、その後の内容が楽しくもなります。
そんなある日、私はゴルフの接待に呼ばれました。
その支店長を含めた5人のゴルフ。
早朝に私は支店長の家に行って、二人でゴルフ場に向かいました。
レクサスの高級車を運転するのは緊張しましたが、最高な乗り心地でビックリです。
ゴルフが終わり、そのまま繁華街へ向かいました。
そこでかなり呑みました。
支店長は泥酔、行ったおっちゃんたちも全員が泥酔。
私はそれぞれ皆さんに代行を呼んで、後始末をしました。
結局、支店長を送り届けたのは23時過ぎです。
朝からゴルフをしているわけですから、私もクタクタです。
インターフォンを鳴らすと、支店長の奥さんが出てきました。
この奥さんを初めて見た時は驚きました。
なんせ若い!そしてキレイ!
年齢は31歳だと言っていましたが、20代後半のような見た目です。
それ以上に目を見張るのは、その美貌でした。
スラリと伸びた足。
ほっそりしているのに、カーディガンの上からも分かるほどの巨乳。
TVに出ていてもおかしくないぐらいの美貌です。
「スミマセン。支店長酔っちゃって・・・」
「あ・・・こちらこそスミマセンね」
そういって支店長に肩を貸した奥さんでしたが、私が離した瞬間よろけてしまいました。
咄嗟に支店長を支えたから良かったのですが。
「危ないですから私がお連れしますね」
そういって支店長を部屋に運びました。
完全に寝ているわけではないので、時々うめき声をあげます。
「水をくれぇ~水だ、水」
玄関の扉を開けた時、支店長は叫びました。
ちょっと苦笑いですよね。
とりあえず玄関の中に座ってもらって、奥さんが水を持ってきました。
しゃがんで水を支えていた私。
真正面にしゃがんでいた私のミスでした。
支店長が水を口に含んでいた瞬間、むせてしまったんです。
うわっ!と思った瞬間、私の胸から股間、モモにかけて水が噴き出されました。
「あぁ・・・ゴメンナサイね!大丈夫ですか?」
「あはは、大丈夫です。ちょっとビックリしただけです」
「ちょっと待ってて下さいね」
そう言って奥さんはタオルを持ってきてくれました。
「ちょっとこれで拭いて下さい。奥に着替えを用意しますから」
「いえいえ大丈夫です。気にしないで下さい」
「そんなのダメです。うちの人が迷惑をお掛けしたんですから」
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