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何でも言う事を聞くという彼女の友達@4P

昨日の晩に、彼女の友達に呼び出された。
コイツも彼氏も、俺も彼女も同じ大学だった。
彼女と高校時代からのツレで、付き合い出してからその彼氏とも喋るようになった仲。

なんかゴチャゴチャしてるかな。
ちょっとまとめてみるね。

彼女:マミ
彼女の友達:ユキエ
ユキエの彼氏:マサノブ
俺を含め全員が同じ大学出身。現在はそれぞれ就職して社会人。

彼女とは1年の夏休み後ぐらいから付き合い出した。
キッカケは彼女と同じサークルにいた俺のツレ。
サークルの呑みに誘われて彼女と出会い、そこから一気に攻め込んで付き合い開始。

彼女とユキエは高校時代からのツレ。
だから彼女と付き合い出すと、自ずとユキエとも絡むわけで。
んでユキエも大学内で彼氏を見つけたんで、4人で呑みに行ったりする仲に。
マサノブとは学部も違うし人としての系統が違うから、あんまり深入りはしなかった。
一応会えば世間話をしたりするような仲ね。

そんなわけで、ユキエに昨晩呼び出されたんですわ。
いきなりダイレクトに電話とかしてこないから、どうした?って思いましたよ。
でも理由を言わないから、仕方なしに会うハメになった。
ユキエは俺と同じ沿線でしかも栄えてる地域に住んでたから、俺がそっちへ向かった。

駅前で待ち合わせして、目の前にある大衆居酒屋へ。
今日はアタシがゴチるから、と珍しい事を言う。
「つーか何だよ?」「イイからイイから」
「良くねーし、マミは知ってんの?」「うん、知ってるよ」
「マジで何なの?」「とりあえず呑んでから」

「最近仕事どう?」なんて意味の無い世間話をさせられ、ビールを2杯飲み干した。
別に呑みたくないからそこから焼酎にスイッチ。
「もうイイからさ、早く話してくれよ」
「じゃ、話すね。でも怒らないって約束して?」
「はぁ?約束?何で?」
「イイから約束して」
「話も聞いて無いのに約束なんて出来るかよ」
「でもイイから!じゃないと話せないの」

ふざけんなよ。。と不毛な言い合いが続いたので、結局俺が最後は折れた。
「で、何なの?」
「マミの事なんだけど」
「あぁ、何?」
「あのさ、マミこの前のアタシ達とスノボ行ったじゃん?」
「んあ~行ったらしいね」
「その時さぁ、夜3人で呑んでて、アタシ酔っ払っちゃってね」
「はぁ・・・・」
「疲れてたし途中で寝ちゃったの」
「へぇ・・・・・」

「でね、マミもマサも酔っ払ってて・・・・」
「で?なに?」

この時やっと話の先が読めてきたので、ざわざわしっぱなし。

「俺君とマミ喧嘩してたじゃん?」
「あぁ~してたねぇ・・」
「それでだと思うんだけど、マサに相談してたみたいなのね」
「ふぅ~ん」
「で、なんかお酒も入ってて、なんか変なノリになったみたいで」
「もしかして2人がヤッたって話?」
「えっ?知ってるの?」
「知らねーけど察しが付くわ、マジかよ、それ」
「怒らないでよ、マミほとんど覚えて無いみたいだし」

ざわざわしまくりだったが、一気に萎えまくり。
どうりで最近の彼女は余所余所しい態度だった。
俺への罪悪感だったのか、喧嘩の仲直りも彼女から謝ってきてたし。
ふざけんなよ・・と頭を抱えるしか無かったんだよね。

ユキエはマミを庇う様な話をベラベラ喋りまくりだった。
その声は俺の頭を素通りしていて、半分以上は記憶にない。
正直かなりショックだったし。

「つーか、何なの?お前の彼氏は。ありえねーじゃん」
「超ゴメン・・」
「まずはマサが謝るのが筋じゃねーの?」
「違うの、違うの」
「何が?」

どうやらマサノブは、セクロスしちゃった事がバレてないと思ってるらしい。
耐え切れなくなったマミがユキエに相談しただけで
マサノブはマミ本人しか真相を知らないと思ってるというわけ。
そんな話あるかよ!って声を荒げちゃった俺に、ユキエが謝りまくる。

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