人妻ってのは想像以上に凄い。
ラブホテルに到着後、何事も無かったかのような仕草。
お風呂にお湯を入れ、何か飲む?と聞いてくる。
さっき車の中で、あれだけの淫乱ぷりを見せてたくせに。
ただやっぱり人妻だけあって気が利くんだ。
コーヒー飲もうとしても
「砂糖入れる?ミルクは?」と聞いてくる。
お風呂のお湯だって、勝手に自主的にやってくれてたし。
「そろそろイイかなぁ~」って見に行く後ろ姿。
完全に付き合ってる関係にしか思えない。
俺はコーヒーを飲みながらエミに聞いてみた。
「なんで俺とメールしようと思ったの?」
「なんでだろ~。一生懸命なメールだったからかな」
「それって必死そうだったって意味?」
「ううん。そうじゃなくて、アタシにちゃんと書いてくれてるって意味」
よく分からなかった。
出会い系サイトを使う男は、それほどいい加減なメールを送っているのか。
俺は別にメールが得意でもなんでもないのに。
「お風呂溜まったから入る?」
「じゃ~いっしょに入ろうよ」
「えぇ~恥ずかしいよ。それじゃ、後から入ってきて?」
「先に入って、濡れたアソコを綺麗にするつもり?」
「何言ってんのぉ~」
そう笑いながら、エミはササッお風呂へ消えて行った。
タバコを2本吸った。
そろそろかな?と思い、俺は裸になって風呂へ向かった。
「入るよ~」
扉を開けると、既にエミは湯船に浸かっていた。
俺は簡単にシャワーを浴び、エミのところへ。
俺は気が付いていた。
シャワーを浴びてるとき、エミがずっとこっちを見ていた事を。
つづく。
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