立て続けに3本煙草を吸った俺は、アズサが寝ている事を心の半分で期待してました。
寝てたら何も言わずに帰ろうって思ってたんです。
だけどアズサを見に行くと、バッチリ目が合いました。
気まずい・・と思ったけど、アズサが手招きしてきました。
ん?と近付いて行くと、座ってと言われ、座るとヒザ枕するハメに。
何を言ったら良いのか分からない俺に、アズサから喋り掛けてくれた。
『アタシの方が浮気しちゃった・・・』
『ゴメン、俺のせいだよね・・俺が勝手に盛り上がっちゃって・・・ゴメン』
『ううん、いいの。ねぇ・・・あの人って昔からあんな人?』
あんな人=浮気する人だと分かった上で、思わず『うん・・・・』と答えてしまった。
『やっぱそっかぁ~そんな気がしたんだけどなぁ~あぁ~あ・・・』
『でもアズサが1番だと思うし、そんな・・・これから変わるかもしれないし・・・』
『いつも優しいんだね』
『いや・・・そんな事無いけど・・・』
しばらくの無言が続いた。
『ねぇ?また遊びに来てくれる?』
『えっ?いいの?』
『うん、だってお互い様でしょ?』
脚が痺れるまでアズサをヒザ枕してあげた。
最後はバイト時代の話をしてたけど、眠気がMAX気味になってきたのを感じて帰る事にした。
帰る直前に寝室のドアから中を覗くと、爆音に近いイビキをかきながら永瀬は爆睡してた。
『眠れる?』と笑いながら聞くと『耳栓する』と笑ってた。
靴を履いて立ち上がった俺に、またアズサはキスをしてきた。
遠くでイビキの音を聞きながら、もう遠慮する事も無くネットリと舌を絡ませ合った。
月曜日になり永瀬と会社で会ったら、なぜか俺に感謝しまくってた。
『お前のお陰で嫁さんの疑いも晴れたみたいだよ』って。
『また浮気がバレそうになったらウチに来て説得してくれよ』とまで言われた。
多分これはアズサの計画なんだと分かり、快く快諾しておいた。
笑えるほど計画通り事が運び、毎週のようにアズサと会う事ができた。
『お前今夜空いてる?』『明日の夜空いてる?』と永瀬は聞いてくるんだけど、その前にアズサからメールはもらい済み。
毎回アズサが攻め始めて永瀬を酔わせ、風呂に入ってる時からセックスは始まる。
寝てからはリビングで中途半端に服を脱いだ状態でまぐわりまくった。
永瀬の言う通りアズサの性欲は底無しで、下手に抜いて行くと圧倒させるほどだった。
ソファーに座っての座位で動かす腰の動きには感動したし、やっぱり1番の感動はフェラチオだった。
こんなに上手いの?と思うほど舌の使い方がハンパ無い。
半分も咥え込めないのが悔しいらしく、回数を重ねるごとにテクが増していってる気がした。
こんなにもセックスに貪欲な女も初めてだったけど。
馴れてきてからは外でも会う様になっていってた。
永瀬が浮気相手と遊ぶ日とか教えてくれるもんだから、そんな日はラブホで心ゆくままセックスした。
ホテルだと声の心配をしないで済むから、アズサは大絶叫で昇天しまくる。
亀頭で子宮を揺さぶりながら何度も昇天するアズサを見て、この上ない幸せに浸らせてもらった。
俺とのセックスではドMになるアズサなので、スパンキングしたりアナルに指を入れたりもしたなぁ。
何度目かのお願いでやっとハメ撮りもOKしてくれたので、動画に強いデジカメまで買っちゃったしw
永瀬が出張した事が4回あって、その時は泊まりを体験させてもらいました。
もちろんアズサと永瀬の愛の巣にです。
その方が興奮するとアズサが言うので、あのダブルベッドで気が狂うまでヤリまくった。
途中から俺までそのシチュエーションに興奮を覚えるようになったし。
そんな関係が続いて幸せ全開だったのに、先月お別れする事になりました。
別れの理由はアズサの妊娠です。
俺も永瀬も中出しをしてないので、ぶっちゃけどっちの子が分からないみたい。
生理がきてないと言い出してから1ヶ月近くが過ぎ、もしかして・・・と検査してみたら陽性反応。
病院に行ったら完全におめでたと分かりました。
下手に俺との関係がバレたら最悪な状態になるので、会うのはヤメようと話し合いました。
ちゃっかり最後の最後まで思う存分ラブホでセックスしちゃいましたけどねw
しかも人生で初の中出しまで体験できました。
アズサから『出して』と懇願され、3回も出してしまいました。
永瀬はというと未だに浮気を続けてる。
だからアズサとはメールや電話で関係は続いているけど、子供の事を考えると会えません。
永瀬に罪悪感が無いと言えば嘘になるけど、もし別れる様な事があったら責任取っても良いと覚悟もできてます。
こんな話を誰にも言う事が出来ないので、今までずっと溜め込んできました。
だからここで一気に吐き出せて楽になれました。
超長文で誤字脱字もあったかと思いますが、最後まで読んで下さった方々へ感謝します。
有難う御座いました。
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