チャラ男とマドンナの話を投下したミノルです。
最後にもう一回投稿しても良いですかね?
先日かなり最悪な話を聞いちゃって、いつも通り誰にも言えないから・・・
新しい生活を送り始め、人並みに先輩などと呑みに行ったりする日々。
友達がいなかった俺には、それはそれは平穏な毎日でした。
ユキノリとマナミの事は時々思い出すぐらいで。
なのに突然マナミからメールがあったんです。
初めは「元気?会社はどう?」みたいな挨拶。
どうしたんだろうって思うから聞いてみたら、返事が来なくなっちゃってさ。
なんだぁ?と不思議に思っていると、10分ぐらいして今度は電話がかかってきたんですよ。
業務以外で俺の携帯に女の子が電話してきたのなんて・・・多分数年ぶりw
ガヤガヤしてたからすぐに外だと分かり、どうしたの?とまた聞いてみた。
そしたら無言が多くて変だった。途中で泣いているのが分かり、さらに意味不明。
鼻をズルズル啜りながら、涙声で「俺が羨ましい」とか「アタシもバイトヤメようかな」とか言ってる。
場所を聞くと池袋というので、心配だったから待ち合わせをした。
仕事帰りだったからそのままジャケット羽織り、急いで池袋に向かった。
駅前のマックにマナミはいて、すぐ分かるぐらい顔は明らかに泣き顔。
考えた末にカラオケへ行き、話を聞く事にした。
そこで衝撃的な話を聞かされた。
なんとマナミは妊娠しているらしい。
彼氏の子?と聞くと、うつむいて泣きながら頭を横に振って「分からない」と一言。
まさか・・・ユキノリ?と聞くと、また「分からない」と言ってた。
あのまま2人は関係を続けてたのかとその時悟った。
「2人とも妊娠してるの知ってるの?」
「うん・・・」
「どうするの?」
しばしの無言の後、彼氏は産んでそのまま結婚しようと言っている事を説明してくれた。
「ユキノリは?」
「あの人も産めって・・・」
「だってどっちか分からないんでしょ?」
「血液型も同じだからバレないって・・・」
「マジで?明らかに似て無かったらバレるだろ」
まだ今ならあんまり負担も無く中絶できるという。
このまま産んだら怖くて仕方が無いし、彼にバレるかもしれないからどうして良いのか分からないと泣いてた。
自業自得だろと言いそうになるのをぐっと堪え、俺はおろすべきだと言った。
どっちにしろ不幸は免れないし、一生その贖罪を抱えて生きていくべきだって言った。
3時間ぐらいマナミは泣きっぱなしで、最後は俺が付き添って病院に行くという流れになった。
2人には勘違いだったと伝え、今後ユキノリには接触しないと約束して。
急がなきゃと思い、マナミの通ってる病院へは土曜日に行く約束をした。
途中で心変わりをするかもしれないから、それならそれで教えてくれって言っておいたけど。
それよりも俺は確かめたい事があったので、次の日にユキノリにメールをした。
マナミに会ったとかは内緒で、最近どうなの?って。
あの頃もらった写メとか今でも大切に持ってて、もし売ってくれるならお金払うよって。
「働き出して余裕が出てきたな?!」と何も知らないユキノリはのってきた。
今日にでもと言うと、夜に会えると言われた。
中身を確認したいというお願いしして、酒を買い込んで俺はマンションに向かった。
呑ませながら中身を確認すると、ホントに凄い鮮明でビックリする動画が大量にあった。
3万でという事になり、何枚ものDVDに画像や動画をコピーした。
コピーしている最中は以前のようにマナミ報告会になり、知りたかった話も聞けた。
マナミとはアレ以来も普通に会ってはヤリまくるセフレだったのに、実はちょっと前から連絡が取れないらしい。
メールしても返事がこないし、電話しても出ないんだって。
もしかしたら彼氏にバレたのかもなぁーって笑ってた。
なんで?とつっこむと、だってアイツ今妊娠してるって言ってたし!と悪びれも無く笑いながら言ってきた。
さすがに怒りが込み上げてきたが、まだ核心は聞いてない。
怒りを堪えて「どっちの子供?」と聞くと、あっさりと「俺じゃね?」とニヤニヤしてる。
マナミとエッチするようになって、ゴムはほとんど使ってなかったらしい。
初めは付けてくれって言われてたらしいけど、途中からは済し崩し状態。
彼氏とも付けてないならイイじゃんって。
中に出す時は安全日だけで、それでもマナミは拒絶してたという。
まぁユキノリの強引な中出しだったんだろうけど。
俺がバイトをヤメた頃、彼氏が本気で婚約しようみたいな事を言い出した。
こんな都合の良いセフレを手放しのは惜しいと考えるユキノリ。
断れよって言ったら「絶対イヤ」と睨まれた。
ムカついたユキノリは、その日からずっと毎回内緒で中出しをしてたんだって。
激しく腰を振ってマナミが朦朧としている最中に、初めのドクッと1射精だけ中で出し、すぐに抜いて残りは口や顔にかけてたらしい。
多分10回以上は中出ししたなーってニヤニヤするユキノリに、怒りよりもゾッと寒気がする怖さを感じた。
怪しまれないように彼氏ともヤレよと言っていた通り、マナミは彼氏とも何度もエッチはしてたみたい。
もちろん中には出さなかったようだが。
当たり前のようにそれで妊娠が発覚。
あいつ産むって言ってたから、俺の子供を育てるんだぜぇ~と大笑い。
もう精神的にこれ以上話を聞けないと思い、コピーが終わるとそそくさと帰宅した。
マナミにメールして家にいる事を確認し、電話で「多分ユキノリの子みたい」と伝えた。
さっきまで聞いてきた話を伝えると、またマナミは泣きじゃくってた。
土曜日、予約していた病院に2人で行った。
父親役をして無事に中絶する事が出来た。
自分の子じゃないけど、やっぱり複雑でいたたまれない気分だったよ。
あっけなく、病院に到着してから4時間後には電車に乗ってた。
痛みは無く実感もないって泣いてた。
マジでユキノリって人間を疑うだけじゃなくて、悪魔なんじゃないかって思う。
人の命とか何とも思ってないし。
怖い人間と一緒にいたんだなって思うと、俺に何もなくてホント良かった。
そんじゃこれで終わります。
付き合ってくれて有難う!!
続く
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