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チャラ男に弄ばれる女⑥

再度マナミのおねだりが始まり、今度は素直に正常位のまま挿入したみたい。
目の前で繰り広げられている光景が、まるで夢のようだった。
マナミは激しくユキノリの後頭部を?き毟り、自ら吸い付くような感じでキスを求めている。
ユキノリがわざと距離を保っていたのか、マナミは抱き付くような感じでキスをしてた。
キスをしながら座位になり、俺にはマナミの背中が見える。
腰がクイックイッと擦りつけるように動き、俺の存在を忘れているかのようだった。
自ら腰をグラインドさせていたマナミは、次第に激しく動き出し、初めての絶頂を迎えていた。
初めて女が本気でイク姿を生で見た俺。
最高だったけど最悪な気分でもあった。

あの時の気持ちって今でも言葉にならないんだよね。
すっごいエロくて卑猥でヤバいぐらい興奮する光景だったんだけど、呑んでる時に笑顔で喋ってたマナミを考えると、どうもね。
あんな風に可愛い女気取ってても、結局はビッチじゃねーか!って。
だからなのか勃起も次第におさまってきちゃってた。
でもユキノリはそんな俺の心境なんて分からないわけです。
見せてやろうと思ったんでしょうね。
座位のままマナミを回転させて、俺の方を向かせたんです。
マナミは必死に姿勢を保ちながら、腰をクネクネと動かしてる。
美乳をブルンブルン揺らし、俺の方をジッと見ながら腰を振り続けてた。
後ろから巨乳を揉まれ、乳首を摘ままれ、必死に口を押さえているマナミ。

酒の勢いもあったと思うけど、俺は我慢できなくなった。
もうイイや!と思った俺は突然ムクッと起きた。
驚いた顔のマナミと目が合ったが、俺は「俺帰るよ」と呟いた。
荷物を持って玄関へ行き、何も言わずにそのまま外に出た。
2人は唖然としてたのか、俺が外に出る時も何も言ってこなかった。
もう電車も無い時間だった事を思い出し、記憶を辿って大通りに出た。
地下鉄の駅まで行けばタクシーいるかなって思い、何も考えないようにしてひたすら歩いた。

5分ぐらいで駅に着いたが、全くタクシーがいない。
一応タクシー乗り場で待ってみるかと立っていると、そこにマナミが走ってきた。
弾む息と足音にビックリしたが、マナミだと分かっても何も言えなかった。
ハァハァと息を切らすマナミは俺の隣にやってきて、しばらく何も言わなかった。
沈黙を破ったのはマナミで、「ゴメンね・・・」だった。
何も言わない俺に「お願いだから誰にも言わないで」とも言ってきた。
どう接して良いのか何を言ったらよいのか分からず、ただ無言だった俺の前にタクシー到着。
マナミを見るとユキノリのスエットっぽい格好だったので、ユキノリ宅まで送るよと一緒に乗せた。
タクシーだとほんの3分ぐらいでマンション前に到着した。
終始無言だったが、マナミが降りる時「誰にも言わないから」と言っていうた。
「ありがとう、ありがとう」って泣きそうな顔をしてたけどね。

次の日になり、ユキノリからメールがきた。
ゴメンとか書いてくるかと思ったら、お前には刺激が強過ぎたか?だってさ。
イラついたけど「そうだね」って肯定しておいた。
そしたら顔射されたマナミの写メが送られてきた。
お前が帰った後テンション上げるの大変だったぜ!とか書いて。

もうどうでもイイやって思ってたんだが、その日の夜にマナミからもメールが来た。
一応バイト仲間だからみんなメアドとか知ってるからさ。
驚かせちゃってゴメンなさい・・から始まり、酔っちゃって気が付いたら的な言い訳が書いてあった。
あたかもアレは初めてて、酒の勢いだった感じ。
バイト仲間にも誰にも秘密にしてて下さいだってさ。
友達もいない俺は誰にも言えないんだが、そんな事は知らないだろうからな、心配だったんだと思う。
だから再度「言わないから」と書き「彼氏への良心があるならもうヤメなよ」とも書いておいた。

もうそれからのバイトで会うマナミとのヤリトリは最悪。
俺が変に意識しちゃってたから、周りが「コイツ辞める前に告るんじゃね?」とはやし立てるし。
まるで苛められっ子状態のまま、2月になりバイトを辞める日になった。
人が集まらないからと店長とマネージャーに言われ、惨めだがお別れ会は無しだった。
ここまでとは俺も思ってなかったから笑えたよw
マナミからはメール来てたし、ユキノリからはまた呑もうぜとメールが来てた。
愛想良く曖昧に答えておいたけどさ。

あの2人がその後どうなったのかは分からない。
2人ともバイトをヤメる気配が無かったから、関係は続いてたのかも。
アレ以来ユキノリは報告もしてこなかったし、マナミからも当然何も聞いてない。
なんだか腑に落ちない終わり方になるけど、変に真面目なキモ男からの報告は終わります。
オチがなくてゴメンよぉw

続く

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