冷や汗もんだった。
マジでそろそろ友達宅の近所に来た頃、彼女がボソッと俺に言ってきた。
「超元気だねっ」
「えっ?!あっ・・・ん・・・まぁ・・・あはは・・・」
これって勃起してて元気って意味でしょ?確実に。
マジかよ・・・と、かなりキョドってしまった。
どうしようっていうか、早く着け・・って真剣に思った。
それでやっと家まで数百メートルまで来た時、この日最高潮の地獄が待ってました。
「もう着くよ!ほらっ!起きてよ!」
彼女は友達を右手でユサユサ揺らしながら起こし始めたんだが・・・
左手が俺の股間に伸びてきて、思いっ切り愚息を握られた。
腰を引いてかわそうとしたが時既に遅しで、ガッチリ握られててしまった。
「ほら!おきなってば!!」
そう言いながら友達を揺らすと同時に、愚息を握ってる手も揺らしてくる。
正確に言えば揺らしてというより、握ったまま小刻みに動かしてくる感じ。
ギンギンになった愚息だったから、正直逃げ出したくなるほど恥ずかしかった。
軽くパニックになりつつ友達宅前に到着して、彼女の手が離れていった。
勃起を隠しながら外に出て、彼女が降りてから友達を引っ張り出した。
「だいじょ~~ぶだよぉ~~~~」とフラつく友達を彼女に任せ、「じゃ俺は歩いて帰るから」と立ち去ろうとしたんです。
「えぇ~~泊まっていけばぁ?」と、何事も無かったかのようにシレーッと彼女。
「おう!そうだそうだ!泊まってけよ!」何も知らない友達は、フラつきながら俺の肩を掴んできた。
そりゃヤバ過ぎだろ!と。この状態で同じ部屋にいたら、耐え切れるほど聖人君子じゃ~ね~し。
「そうだよねぇ~、泊まっていけばいいのに」
「いやいや、俺明日用事あるからちゃんと寝たいんだ」
「んだよ・・呑もうぜぇ~」
「マジでもう帰るから、ゴメンな?んじゃまた!」
強引に振り切ってその場を離れた俺。
次の日に友達からメールきてた。
酔っ払っちゃってゴメン!という内容と、途中からは彼女が書いた内容。
彼女は先輩が怒ってたのをフォローしてくれて有難うって事が書いてあって、最後に今度は3人で呑もうね!と。
友達はタクシー内の事を知らないと思うから怪しくもないだろうけど、3人で呑んだらどうなる事やら。
皆さんの期待にそえない終わり方で申し訳ないっす。
完全に非エロみたいになっちゃって;;
じゃこれで終わりますね。支援して下さった皆さん、ありがとう。
~後日談~
とうとう昨日会ってきました。
ご指摘の通りどう考えても誘われてると思ったんです。
でもさすがに友達の彼女なんで、手を出すのもどうかと悩みました。
んで良心が勝ったので、3人で呑む事はヤメようって決めてたんです。
そしたら先日友達からメールがあって、仕事帰りに呑もうぜって誘われました。
2人でって事だったのでOKして呑んでいると、途中で彼女が来ちゃったという流れです。
1時間ぐらい2人で呑んでて、彼女からメールがあって「じゃ今から行く」という感じで。
彼女が来る前に友達は最近遊んでる女の子の話をしてました。
こいつは元々女遊びが激しいので、彼女以外に数人セフレみたいな女がいるんです。
新しい獲物がさ・・という自慢が始まり、聞いてみるとなんと俺も知ってる子でした。
しかも最悪な事に俺が気に入ってると前々から話してた女の子。
それを友達も知ってたし「頑張れよ」とか言ってたくせに、いつの間にか手を出してたらしい。
「お前ふざけんなよ、俺が気に入ってるの知ってただろ?」
「だってお前何もしてないから、もうヤメたんだと思ってさ」
「マジかよ・・・最悪じゃん・・・」
「つーかあの女はヤメといた方がイイぞ?」
「何でだよ」
「ちょ~淫乱でヤリまくりっぽいから。彼女になんてしたら最悪だって」
友達はその子の友達から近付いて行ったらしい。
2人じゃ誘いに乗ってこないから友達に呼んでもらって、3人で呑んだんだって。
ガンガン呑ませて、友達を送ってそのままホテル。
酔ってたからグダグダだったらしいが、一応ヤル事はヤったらしい。
二日酔いだったその子を友達は家に連れて帰り、夜まで何発もヤッたと笑ってた。
昼過ぎ辺りから回復してきたその子は、もう諦めたらしくエッチも積極的に。
彼女によく使うバイブとか電マにハマったようで、その後数回呑みに行っては最後は部屋に来てエッチする仲に。
絶倫の友達もビックリなほどセックス好きな子だと笑って喋ってた。
友達にもイラつきはしたけど、そんな子だとは思わなかった俺はシラけてしまった。
ちょうどそんな会話をしてる時に彼女が現れ、意気消沈してる俺を励ますような感じであやしてくれた。
気が付けば俺も友達も彼女に呑まされてベロベロ。
近所だったがタクシーに乗せられ、連れて行かれたのは友達の部屋。
もう完全に酔っ払ってたからこの前の事なんて忘れてました。
記憶が定かじゃないけど、友達はなぜか部屋に入ってスグにシャワーを浴び、出てスグに爆睡してたと思う。
俺は渡されたスエットに着替えてソファーで横になり、彼女が喋ってる話を「うん、うん」言いながら聞いてた。
俺はまだ若干元気だったから「だまだ呑むよー!」という彼女の誘いに乗ってまた飲酒。
ちょっとここからは記憶がアヤフヤなので、確かこうだったって事でご了承ください。
つづく
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