俺は風呂に入り酔いを覚ました。
そして2時になり、彼女に電話をした。
『どうしたの?』
彼女が出た。
焦っている。しかも息が切れている。
『イヤ...眠れなくてね、ごめん。おやすみ』
電話を切った。
涙が溢れてきた。
次の日の午後、俺は彼女のメールをチェックした。
:昨日は気持ち良かったよ
昨日はいつも以上に激しかったね!
彼氏からの電話で燃えたのか?
何度もオネダリしちゃってさ。
しかも移動の車の中で、我慢しきれなくてフェラするなんて。
あんなにフェラが好きだとは...
可愛すぎるぞ!
初めてのアナルご馳走様でした。
アナルまであんなに感じちゃって、変態にもほどがあるぞ。
くれぐれも彼氏にはバレないようにね。
また来週、思いっきり抱いてあげるから。
彼氏とのセックスは苦痛だろうけど我慢我慢!
オナニーする時は電話してこいよ!
電話でいじめてやるから。
最悪だった。
俺の知らない彼女がそこにはいた。
アナルだと?オナニーだと?フェラ好きだと?
今朝だって帰り道だって言って電話してきた彼女。
もう何も考えられない。
俺は昼間っから飲んだ。
吐いて飲んで吐いて飲んだ。
夜になり、彼女にメールを出した。
さっき読んだ男からのメールをソックリのメールを。
そして俺はメアドを変えた。
彼女の番号も着信拒否に登録した。
次の日に新しい携帯電話を買った。
昼休みに不動産屋に電話をして、今週引っ越したい旨を伝えた。
仕事の都合で申し訳ないが...と。
木曜日に休みをもらい、俺は1人で引っ越しをした。
レンタカーで借りた2tトラック。
朝早くから夕方過ぎまで掛った。
新しい部屋へと向かう車中。
俺は泣いた。
2年間で何も作りあげる事ができなかった。
信頼関係すら。
もしかしたら、彼女が家に来るかと考えたが...
結局来なかった。
俺はひたすら泣いた。
もうこんな体験はまっぴらだ。
終わり。
コメント
あああああああああああああああ
かなり前だけど今どうしてるのかな