「こんばんは」とAさんは顔見知りのようで、挨拶を交わしていました。
明らかに1番綺麗というか美人で、二コリともせずボクに「アンタ誰?」と尋ねてきたのを覚えています。
自己紹介すると、マキという名前と19歳でキャバ嬢だと教えてくれました。
参加しないのか?なんて聞く事も出来ず、気まずい雰囲気の中3人でゲームをやっていました。
マキさんは酒を飲み、Aさんとはチラホラ喋っているようでした。
しばらくするとマキさんはフラフラっと立ち上がり、乱交中の男女を跨いで廊下に向かった。
「あの人なんか変わってますね」とAさんに尋ねた。
「上げ下げが激しいんだよ、上げ上げの時はみんなとヤッてるし」
「そ~なんすか」
「つ~かお前童貞だろ?マキさんのとこ行ってこれば?」
「いやぁ~そんな勇気無いっすよ」
「今トイレに行ってるから、俺に言われたとか言ってイイから。行って来いって」
童貞のボクを心配してくれたのか、早く行け!と小声で囁いていました。
じゃ・・・とボクは静かにトイレへ向かいました。
乱交してる人達はボクには気が付かないのか、セックスに没頭している状態でした。
静かに廊下に出て突き当たりのトイレに来ました。
お風呂の脱衣所に扉があり、ボクはその前に突っ立ったまま待ちました。
少しして水を流す音が聞こえ、中からマキさんが出てきました。
「ごめん・・・待ってたの?」とボクがトイレ待ちしてると勘違いしたようです。
勇気を出してAさんから行って来いって言われた事を言いました。
髪をガシャガシャと?き毟りながら「ダルいけど童貞ならイイか・・・」とボソッと答えました。
立っているボクの目の前にしゃがみ、何も言わずにベルトを外すと一気にトランクスも脱がされました。
いきなり下半身丸出し状態で、緊張していたチンコは縮こまったままです。
そのチンコをガシッと掴み、いきなり口に咥えてきました。
今でこそフェラってもんを知っているから分かりますが、焦らしもなくいきなりのハードフェラでした。
気持ち良過ぎてスグにギンギンに勃起してしまい、天にも昇る気持ち良さを味わっていました。
多分モノの数分だったと思います。
イキそうっ!と呟いたと同時ぐらいに、マキさんの口の中に出してしまいました。
どこに出したのか見てないので分かりませんが、すぐにマキさんは部屋に戻っていきました。
無言ですよ、無言。
放心状態のボクはトイレに入り、水とトイレットペーパーでチンコを拭きました。
初めてのフェラだったけど、ムードも何もありませんでした。
ただジュポジュポとしゃぶられて口に出しただけです。
すげぇ~情なくなったのを覚えています。
少しして戻ってみると、驚いた事にマキさんに男二人が群がっていました。
もう既に全裸になったマキさんは、チンコをしゃぶりクンニをされていました。
俺に気が付いたAさんは、ヤレヤレ・・・といった呆れ顔でした。
1人の女の子がオマンコから精子を垂れ流したまま寝ていて、1人の先輩がオッパイを揉んでいました。
マキさんとヤリたいらしく、他の先輩も動き始めました。
男2人に足を持たれて大きく広げられ、そこに次々と男が挿入して中出しするんです。
マキさんはヨダレを垂れ流し、白目になったりしながら雄叫びのような声を上げていました。
もうAV状態で、5人が立て続けに中出ししてたんです。
終わった先輩たちは横に転がっている女の子に戻り、また触り始めるという始末です。
無毛になっているマキさんのオマンコ周辺が赤くなっていて、白濁色の液体で凄い事になっていました。
卑猥とかそんなレベルじゃなくて、ただただボクには犯され続けているって見えました。
マキさんも望んでいるから犯されてるわけじゃないんだけど、なぜかそんな風に見えたんです。
気持ち悪くなって目を反らしても、違うところで他の男女がヤリまくってる。
もうこの異常な空間に吐き気さえ覚えてきました。
だからそのまままたトイレに行き、脱衣所で顔を洗っていました。
「大丈夫か?」と後ろから声を掛けてきたのはAさんでした。
「俺も帰るから帰るか?」と言われ、ボク達は誰にサヨナラも言わぬまま外に出ました。
「コーヒーゴチってやるよ」とAさんに言われたファミレスに行きました。
Aさんは原チャリだったので、遅れてボクが店につきました。
しばらくは無言状態でしたが、ポツポツとAさんが喋り出しました。
あの家に来る女の子は全員で6人ぐらい。
マキさんのように1人で来る子はいなくて、多くは先輩か友達と来るらしい。
ピルを飲んでいるから全員中出しらしく、勝手に帰るまで何度も中出しされるらしい。
男は集まれば10人ぐらいになるから、朝方までヤル事もあるらしい。
Aさんは付き合いで行くけど、どうもあの雰囲気が苦手だって言ってた。
最後に見たマキさんの姿が頭から離れず、ボクはもう行きたくないと伝えました。
「その方がイイよ、学校始まったら行かなきゃイイし」
女の子全員が好きでセックスしてるのかと思っていたら、実はそうじゃなかったらしいです。
セックス自体は好きなんだけど、いくらなんでも誰とでもってのはキツいですもんね。
家出した時の泊まる家にさせてもらったり、言えば誰かしらから小遣いも貰えるらしい。
しかもいろんな男たちが来るせいで、地元のレディースとかにも顔が効くんだっていってた。
誰々の知り合いって言えば、何もされないんだって。
イジメられてた女の子も通うようになったりするらしいです。
あの時の光景がまた蘇ってきて、Aさんと喋ってて気持ち悪くなってしまいました。
あの家はそれから4年後ぐらいに無くなったようです。
持ち主だった人が服役するようになったんだって言ってました。
笑えない話は、乱交してる時に警察が来たって話です。
ちょうどその時Aさんは原チャリに跨って煙草吸ってたらしく、パトカーが3台も来てビックリしたらしい。
全員そのまま補導されて、それっきりだって言ってました。
ボクはというと、高校入学してからは地元では遊ばなくなり、サッカーも勉強もしてて普通に大学へ進みました。
あのまま変な風に流されなくて良かったなって思います。
でもあれ以来、輪姦系とかレイプ系のAVとか見れなくなりました。
もう完全にトラウマになってるみたいです。
最後まで読んでくれて有難う御座いました。
終わり
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