Ｆ美は気を使っているのか、滅多にメールはしてきませんでした。
僕が返事をした時、スグに返事をしてくるぐらいで。
メールも丁寧で可愛らしくて、徐々に気が向いてしまっていたのも事実です。
そんなメールのやり取りをしだして一ヶ月ぐらいで、2回目の浮気をしてしまいました。
ぶっちゃけ後ろめたい期待は持って会いました。
居酒屋で呑んで、言われるがままＦ美の部屋に行きました。
部屋で呑んでいる時も、Ｆ美のお触りが継続してしましたし。
「もう家だからブラ取っちゃってもイイ？」
ノーブラにＴシャツですから、乳首がピコんと見て分かりますよね。
そんな状態で押し付けてきたり触ってきたりするんですから、さすがに我慢なんてできませんでした。
Ｆ美とのセックスは格別でした。
風俗に行っているかのように、僕をずっと攻めてくるんです。
男が女を気持ち良くさせようと頑張るように、Ｆ美は初めから最後まで攻めてきました。
Ｆ美とのエッチを期待していたので、ちゃんとゴムは用意していきました。
シャワーを一緒に浴びて、体を洗ってくれて、そのままフェラ。
ベッドに行っても全身を舐めてフェラ。
まずこの前戯で1回ｲｷました。
口に出した精子をＦ美は喜んで飲みほしました。
いちおう少しは僕も前戯をしましたが、はっきり言って手抜きの前戯です。
チョロチョロっと触って指を入れるぐらいの。
入れてからもＦ美は逆に動いてくれました。
下にいる時も上にいる時も。
最高に気持ちが良かったのが騎乗位でした。
上下に腰を動かしながら、乳首や首を舐めてくるんです。
風俗で働いてたのか？って思うぐらいでした。
結局僕は騎乗位でｲｷました。
こんなエッチを味わってしまうと、ダメですね。
次第に月2回は会う様になってしまいました。
そして毎回尽くされるエッチを楽しんで。
エッチが終わって寝ている時、Ｆ美は言いました。
「彼女がいてもこうして会えると嬉しいなｯ」
自分が都合の良い女でＯＫなんだと言っていました。
でも今思うと、これも作戦のうちだったんだなって思います。
就職も決まっていましたし、楽しい大学生活を送っていました。
彼女ともうまく言ってましたし、性処理はＦ美で十分でしたから。
3月になってＦ美と卒業旅行と称して、熱海に1泊旅行に行きました。
旅館では当然エッチし放題ですよね。
何度もするだろうと思ったので、僕は新しいゴムを1ダース買っていったんです。
事件はその日の夜におきました。
旅館に着いて1回、既にエッチはしていました。
夕食が終わって軽く呑み、そのままエッチをしました。
呑んだといってもビールを小さいグラス2杯だけです。
どうせ終わってからも呑むと思っていたので、あまり飲まなかったんです。
ちゃんとゴムはつけました。
ツメも短く切っていましたが、傷つかないよう注意してつけました。
ですがそのゴムはＦ美の持ってきたゴムだったんです。
「ﾂﾌﾞﾂﾌﾞがついてて気持ちイイからこれをつけてね」
そう言われて何も考えずにつけてしまったんです。
途中から妙にいつもより気持ちイイなと思いました。
彼女とはいつもナマだったので、それに近い感触だったんです。
でもいつもと違うゴムだったんで、そのせいかと思ってしまったんです。
騎乗位でｲｯた後、抜いてみるとゴムは竿の部分にしかありませんでした。
亀頭は全て出ていて、中出ししてしまっていたんです。
僕は慌てました。
「ゴム破けてるからヤバい！早く洗ってきて！」
「大丈夫だよ～。もう生理がくる直前だし安全日だから」
「でもヤバいでしょ。洗った方がイイって」
洗おうともしないＦ美を強引に連れて、部屋の小さな風呂で洗いました。
こんな事をしても無意味だと分かっていても、洗わずにはいられませんでした。
何度も何度も指を入れて洗いました。
「ホント大丈夫だって。アタシ基礎体温つけてるし、安全日はいつも中に出してたんだから」
何度も洗いましたが、不安が残るまま旅行から帰りました。
その日からなんとなくＦ美と会う気がしなくて、連絡もしない日々が続きました。
つづく
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