やっと3ヶ月経過してHIVにも感染なしだったので記念に書いちゃいます。
忘れもしない3ヶ月ほど前の金曜日。
俺の大嫌いなグチグチとイビる上司に誘われ飲みに行った。
普段もヤバいが酔うと驚くほどヤバくなる。
ネチネチと長時間に渡って説教をし、途中から同じ話を永遠と繰り返す。
だから避けていたが、運悪く捕まり居酒屋へ。
予想通り途中から説教が始まり、終電過ぎまでずっと続いた。
最寄り駅まで行く終電は逃すし、ホント最悪な気分だった。
とりあえず数駅手前まで電車で行き、そこからタクるつもりだった。
でも金曜だったので長いタクシー待ちがいる。
そこでコーヒーを買いにコンビニへ。
ここでも最悪な事が発生。
酔ったオヤジが1人の店員に絡み、そのせいでレジが1台で客を回してる。
上司の件もあったからイライラが募る。
すると急に背中を軽く押された。
そんな強い力じゃなかったが驚いて振り返ると、気が付かなかったがど~見てもキャバ嬢ちっくな女の子が立ってた。
俺と目があい、なぜか彼女はニヤニヤしてくる。
「なにか?」と尋ねると、ニヤニヤしながら顔を左右に振ってた。
意味が分からない俺は前を向いてレジを待つ。
するとまた背中をスッと押された。
慌てて振り返ると今度は彼女が背中に寄り掛かってきた。
ここで気が付いた。
どうやら背中を押してたわけではなく、フラついて手を付いただけっぽい。
2度目だったのですぐに俺が振り返った為、支え切れずに寄り掛かってきた。
思わず軽く抱き締めるような、そんな体勢になった。
そしてすぐに気が付いた・・・酒くせぇ~~~と。
「大丈夫?」
「じゃないw」
「は?」
「全然むり~w」
「いやいや・・」
「ねぇ~これ買って?」
「は?何で?」
「もう疲れたから外で座ってるぅ~」
「え?何で?は?」
「お願いねぇ~~」
俺にパンやサワーや安い白ワインのボトルやスナック菓子が入ったカゴを押し付けてきたから、思わず受け取ってしまった。
後ろに立ってたサラリーマンも苦笑い。
何で俺がゴチるんだよ!と言いたかったが、彼女の当然だと言わんばかりのデカい態度に負けてしまった。
しかも彼女は躊躇なく外に出て行ったしね。
なぜか彼女の分まで買った俺が外に出ると、彼女は樹の下にあるベンチにいた。
二人がけの椅子にゴロンと横たわり、右手には火の付いたタバコも。
「ここ禁煙ゾーンだぞ」
そう言いながら近寄ると、ムクッと起き上がって俺にタバコを投げつけて来た。
慌てる俺を見てゲラゲラ笑う姿にイライラした。
だから袋を押し付け、無言でタクシーの列に並んだ。
ったくよ・・・と思っていると、突然背中に抱き付かれた。
瞬間的に彼女だと思い、振り返るとやっぱり彼女。
「怒っちゃったぁ?ごめぇ~ん」
しょぼ~んみたいな顔して謝ってきた。
「そりゃ怒るだろ!火ついてたんだぞ!」
「もぉ~怒らないでぇ~おねがぁ~い」
そう言いながら抱き着いてきた。
無防備にそのまま抱き着いてきたので、オッパイがむぎゅ~っと当たってる。
コンビニでも思ったんだが、彼女、AV女優の北川エリカに似てる。
というかむしろ似せてたんじゃないかなと思う。
メイクとか髪型とかね。
もうちょっと幼い雰囲気で髪は金髪に近かったが。
しかも北川エリカさん同様に巨乳ちゃん。
それをアピールするかのごとく胸元が開いた服を着てた。
だから谷間見えまくり。
そんな彼女が抱き付いてきたから、巨乳が思いっ切り密着してきてた。
もうイイよと引き離して前を向くと、彼女は背中に抱き着いてきた。
「ちょっと・・・」と振り払おうとするが、がっちり抱き付いて離れない。
どう考えても変でしょ。
だって彼女の事全く知らないんですよ。
ほんの10分ほど前にコンビニで出会ったばかりだし。
なのに傍から見たらカップルみたいな行動を彼女がしてる。
「あのぉ~・・・」
振り返って今度は真面目に尋ねた。
俺はこのままタクって帰宅する。
君も帰った方がイイよ。
帰れる?無理なら送ろうか?
喋ってる間も何度も抱き付いてくるから、そのたびに肩を掴んで引き離す。
「えぇ~だったら送ってぇ~」
「近いの?家は」
「うん、あっち~」
「え?あっち?歩ける距離?」
「うん!歩けるよ~」
どうせタクシーもしばらくは待たなきゃ乗れそうにない。
仕方なく彼女を歩いて送る事にした。
「じゃ送るから」と言いながら歩き始めると、何と彼女が手を繋いできた。
久し振りの手繋ぎに、妙に気持ちがワナワナとしてくる。
やべぇ~と思ったが止められず、気が付けば勃起までしてたw
でも彼女にはバレずに済んだ。
数分ほど歩くと「疲れたから休む」と言い出す彼女。
目の前に小さな公園があり、そこに彼女が手を引いて入っていった。
小さい公園で民家に囲まれてる。
奥にある鉄棒の横にベンチがあったのでそこに腰掛けた。
「疲れたぁ~~」と言いながら彼女は俺が買ってあげたサワーをグビグビ飲む。
既に酔っ払ってるくせにもっと飲むのかよ・・・と呆れた。
しかもその飲んでる最中のサワーを俺に「飲む?」と差し出してくるし。
新しいの出せよ!と思いつつ、受け取って俺も飲んだ。
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