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イジメの報復は奥さんへの中出し@3P

去年の夏、実家の母親から同窓会のハガキがきてると電話が来た。
聞いてみると中学の同窓会みたいと言う。
今まで誘われた事が無かった俺は、高校でしょ?と確認したが、やっぱり中学のだった。
実は中学時代の俺はイジメられてて、友人と呼べる人間は1人もいない。
私立の高校へ進学してから普通に友達も出来て、それはもう楽しい学生生活だった。
不思議に思いつつ、あいつ等がどんな生活をしているか興味がわいた。
ぶっちゃけ俺はある程度名の通った会社で働いてるし、収入も満足してる。
どう?お前らは?と見下してやりたい気持ちになり、参加する事を決めた。
つまらなかったらすぐに帰ればイイだけだし。

同窓会は地元の居酒屋を貸し切ってやってた。
恐る恐る行ってみると、ほとんどの奴らが俺の存在に気が付かない。
無理も無い話で、俺は中学時代160cmほどしか身長がなかった。
いわゆる成長が遅い部類ってやつで、高校時代に一気に180近くにまで伸びた。
しかもイジメのトラウマから抜け出したくて、空手部に入っていたから細マッチョ系。
「すげー変わったなぁー!」周りにウジャウジャと人が集まってきてた。
中にはイジメに加わってた奴らまでいて、昔の事なんて記憶に無いみたい。

お世話になった先生もきてたので、俺は先生の隣で飲んでた。
そこで知った事実、これが初めての同窓会じゃないって事。
今まで数年に1回程度は開催してたようで、俺が誘われて無かっただけ。
しかも後に知った事は、印刷する時のミスで俺のハガキを刷っちゃったんだって。
知らないうちに作っちゃってそのまま送っちゃったんだってさ。

初めて参加した俺が、しかも昔とは全く違い姿になってたので珍しいらしく、何人もの奴らが隣に来ては話し掛けてきてた。
中には女達もいて、結婚してるの?彼女は?などとつっこんでくる奴らもいた。
正直かなり気分が良かった。
ほとんどの奴らが平凡なサラリーマンか契約社員、派遣社員などで、俺を勝てない存在のように接してきてたから。
優越感に浸りつつも、俺はイジメの首謀者達をずっと観察してた。
それぞれの仕事をさりげなく探り、その度にまた優越感に浸るを繰り返すw
楽しくも無い同窓会だったので、結局俺は2時間だけの1次会で帰宅した。

誰とも連絡先を交換しなかったから、それ以降は別に何も変わらない日々。
2ヵ月半ぐらいした頃、打ち合わせで行ったお得意先で、偶然同窓会にいた女に出会った。
エレベーターを待っていた時、いきなり後ろから肩をトントンとされた。
振り返るとどこかで見た事があるような、でも誰か分からない女がニッコリしてた。
えっ?誰?という反応だった俺に、加奈子よ!この前会ったでしょ!と言われた。
それでも気付かないでいると、不貞腐れた顔をしてこの前の同窓会で会ったでしょ!と少しキレ気味に言われた。
やっと気が付いたが降りなきゃいけない階に到着したので、じゃ~と降りると加奈子までそそくさと付きてきた。
「はい、これ!仕事終わったらメールして」
加奈子は俺に名刺を突き付けて、強引に名刺を渡してきた。
しかも「そっちの名刺も頂戴よ」とまで言われ、ウザいので「はいはい」と渡しておいた。

興味も全く無かった俺は、当然加奈子にもメールはしなかった。
すると次の日の昼、加奈子からお怒りのメールが来た。
「なんでメールしてこないのよ!」
何?コイツ・・・と思いつつ「忙しくてね」と返信。
すると「次はいつウチの会社来る?その時御馳走してよ!」なんて言ってきた。
シカトしようと返信しないでいると、次々にメールが届いてくる。
「御馳走っていうか合コンしようよ!」
「3:3で集めてね!」
「アタシは結婚してるから、既婚者でもイイよ!」
そんなようなメールが連発で届くから呆れた。

「ウザいヤツがいてさぁ~」とあの時一緒に行った同僚に愚痴った。
すると「合コンしようぜ!」と妙にノリノリ。
理由を聞いてみると「あそこの派遣は粒揃いだぜぇ~」という。
顔で選んでるんじゃないかってぐらい、美人から可愛いのが多いんだという。
要するに独身社員への斡旋の為・・・じゃないかと言ってた。

イヤイヤながらも加奈子にメールすると、待ってましたとばかりに即返信が来た。
ヤル気満々な女どもは、日程から店選びまで全てやってくれた。
誘ったのは俺とさっき書いた同僚と、2つ年上の既婚者の先輩。
待ち合わせ場所にはもう女どもが待っていて、それはもう粒揃いなのは一目瞭然。
加奈子だけが普通レベルで、2人は超可愛い女の子だった。
当然の結果、先輩と同僚がその2人をがっちりガード。
俺は加奈子の相手をせざるを得なかった。

結構飲んで2軒目に突入し、俺はビックリする事実を聞かされた。
なんと加奈子の旦那はあの同窓会にもいた、俺をイジメてた首謀者だって事。
「うっそー!マジで?」
「うん、知らなかった?言わなかったっけ?」
「知らねーし聞いてねーし。みんな知ってるの?」
「そりゃ~知ってるでしょ!結婚式にも呼んでるし」
あぁ~ここでもハブられてるんだなと実感した。

知らない旦那だったらどうでもイイと思うが、旦那を知ってる身でこんな合コンとかやったりメールしたりするのはヤバいでしょ。
加奈子にそういうと、絶対バレないから大丈夫と豪語する。
こいつバカなの?と思いつつ、フツフツと昔の事が思い出されてきた。
同僚達がいる前で昔の話をされたくない。
だから引き離す作戦を決行した。
同僚たちは邪魔者がいなくなるので大いに結構だという。
そこで「お邪魔らしいから」と加奈子とこっそり店を出た。

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