「彼女は処女だったら指入らないけど・・・・もう一本入れてみて・・・んぁっ・・・」
調子に乗ってきた俺は、指を2本にして教えられたように動かしまくった。
我慢の限界になったのか、お姉さんは明らかに気持ち良くなっていて喘ぎ声もハッキリ出し始めていた。
腕がツルんじゃないかと思うぐらい手マンをした。
お姉さんはイカなかったけど、抜いた指はふやけていてベッチョリと濡れていた。
「舐めても良い?」
息子を握りながら上目遣いで尋ねるお姉さんに頷くしかなかった。
初めて亀頭に舌が触れ、暖かい口の中に入った時、思わず声が漏れてしまった。
亀頭を這うように動く舌や、ジュポジュポとしゃぶる感覚と音に、もう頭がスパークし始めてた。
このまま口でイキたい、そう思ったぐらい気持ち良かった。
「じゃゴムの付け方教えてあげるね」
ベッドの下にあった小箱から出したゴムを、ここを摘まんで空気が入らないように・・・と実践してくれた。
もったいないと断ったけど、お姉さんはつけたゴムを取り、新しいゴムを俺に渡してきた。
少し手間取ったけど、ちゃんと装着できたみたい。
「入れる場所教えてあげるね」
「指で開いてイイよ、ここ・・・分かる?ここに入れるの。指入れてみて?分かる?」
あの位置は分かった。
じゃ次は正常位で入れるやり方。
「いいのよ、手を使っても。固定してそのまま亀さんの先で探すようにしていいの」
「そっちはお尻の方だからもっと上・・・そうそこ・・・」
「先っぽだけ入れてイイ?」
「うん・・・入れて・・・」
穴を探すようにしながら位置を確かめ、グッと力を入れた。
思った以上に簡単に息子が半分ぐらい入っていった。
「んはぅっ!・・・」
「もう我慢できないよ・・奥まで入れちゃうよ?」
「いいの?彼女の為に我慢しないでイイの?」
俺は腰を押し付けるようにして根元まで入れた。
気持ち良かった。暖かくて柔らかい隙間に息子を入れてる感覚だった。
恐る恐る腰を動かしていると、お姉さんは下から抱き付いてきてキスをしてきた。
もうその後は無言で、ただひたすら腰を振った。
お姉さんは「すごい・・気持ちイイ・・・」と優しく微笑みながら俺に抱き付いてきていた。
もう10分ももたなかった。
正常位で入れてそのままゴムの中で射精した。
イッた後、軽く罪悪感に苛まれたけど、添い寝するお姉さんのニオイを嗅ぐとどうでも良くなってた。
ベッドでいろいろ話をした。
初めて会った時、俺が断った事に対して、実はムカついてたって。
アタシはこれから沢山の男と寝なきゃいけないのに、何平和ぶってんだって思えたらしい。
だけど風俗で働き出して2年ぐらいしてから、今度は断った俺に感謝し出したらしい。
会う男たちは性欲丸出しだけど、そんな男ばかりじゃないんだって思えて。
風俗で働き出すと、男が信用できなくなるって言ってた。
体目的の男がこんなにも多いのかって実感したみたい。
俺と会って相談にのってる内に、羨ましいなぁ~って感じて、途中から自分のモノにしたいって感情が芽生えたんだって。
だから今日部屋に誘ったし、抱いて欲しくてわざと我慢できなくなるシュチエーションにしたんだって。
ゴメンね・・・と言いながら話してくれた。
その日は結局お泊りをして、朝まで3回もやってしまった。
2回目からのお姉さんは本領発揮。
喘ぐわ腰は振るわで、フェラもさっき以上の卑猥な舐め方だった。
それから毎日メールも続いてて、なんか彼女なんてどうでも良くなってた。
またお姉さんに会って、思いっ切りヤリたいとしか考えてなかったし。
でも次の週になったある日の夜、お姉さんから電話がかかってきた。
「もう会えないし連絡も取れない」って。
ワケを話さないからしつこく聞くと、ちょっとだけ教えてくれた。
ここ1年ぐらい通ってくれているオジイちゃんがいるらしい。
そのオジイちゃんは都内の繁華街などにも土地を持っている地主さんで、かなりのお金持ち。
借金を全部払ってやるから、愛人になってくれと誘われてたらしい。
でも自分で作った借金だからと、つい先月まで返済していた。
それが終わったから風俗は引退して、オジイちゃんの専属になると。
オジイちゃん名義のマンションに引っ越し、今まで連絡を取っていた男たちとは縁を切るという条件。
もう勃起もしないオジイちゃんだから、ほとんど老人介護みたいなもんだって言ってた。
イイ男になってね、と最後に言われた。
電話を切ってからスグに掛け直したけど、電源が切れた状態になってて、次の日には解約されてた。
今でも1枚だけ2人でベッドで抱き合った写メがある。
もうあれからだいぶ経つけど、何をしてるのかなぁ~って今でも思い出す。
お姉さんの本名も知らないけど、今にして思えば本気で好きだったんだなって思う淡い思い出です。
終わり
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