そのまま週末になり、月曜日になりました。
僕は痴漢を確認してやりたくて、作戦を考えてきました。
後ろから触ってくるということは、次の駅で押し込められた人の中にいるはずなんです。
だから今日はドアに向かって乗ってやろうと。
そうすれば痴漢と面と向かえると思ったんです。
面と向って触ってきたら、頭突きでもしてやろうと考えていました。
いざ押し込まれて次の駅になり、4人の人が押し込まれてきました。
その中には昨日見たOLさんぽい女性と、初日に見た大学生っぽい男がいました。
この大学生が痴漢なのかと目星をつけ、わざとそいつに向き合いうようにしていました。
そいつは音楽を聴いていて、斜め上の広告ばかり見ています。
やっぱり前を向くとやってこないんだなと思っていました。
安心していると、左肩にムニュっとした感触が伝わってきました。
左肩というか肩とヒジの中間あたりに。
見てみると押し込まれてきたOLさんぽい女性の胸が、思いっ切り当たっているんです。
その女性はバッグを下に持っているらしく、ガードもしないで僕の腕にオッパイを押し当てています。
これじゃ僕が痴漢に間違えられると焦り、なんとか離れようと努力しました。
でも満員過ぎてあまり動けません。
女性は構う事無く、下を向きながら胸をグイッと押し当てていました。
胸の谷間なら分かりますが、右に乳房だったり左の乳房を押し当ててくるんです。
当時の僕は恥ずかしながら童貞だったので分かりませんでしたが、多分Dカップはあったと思います。
腕に伝わる柔らかさで、僕は思わず勃起してしまいました。
ヤベーと思って数学とか考えて、勃起を抑えるよう努力しました。
OLさんの方を見ていると治まらないので、目の前にいるハゲおやじの後頭部を見続けました。
それでも押し付けられるオッパイの感触が腕に嫌でも伝わってきます。
ヤベーヤベーと思っていると、いきなり左の太ももに手の平が当たってきました。
当たってきたというか、ケツを撫で回したように手の平がピッタリ張り付いてきたんです。
エッ!と思ってOLさんを見ました。
OLさんは下を向いたまま動きません。
でもその手は明らかにその女性の手っぽいんです。
焦りました。かなり動揺してたと思います。
女性に触られた経験なんて無いし、おっぱいの感触だって母親以外知りません。
次第にその手は太ももから上がってきて、足の付け根を通過して勃起している股間に辿り着きました。
左寄りの息子は、勃起して完全に左側方向に勃起していました。
そのチンコに、その手が触れました。
思わず僕は腰を引いてしまいました。
勃起していた事がバレた恥ずかしさで、かなり動揺してしまいました。
どうしよう、どうしようと軽くパニックにもなりました。
気が付くと池袋まではもう少しです。
なんとか早く駅に到着しないかと、そればかり考えていました。
その間、女性の手は勃起した亀頭を数本の指先でスルスルと優しく触っていました。
亀頭の裏側辺りを柔らかい指の腹でさすられ、勃起は最高潮になっていました。
このまま触られ続けたら、イッてしまいそうです。
早く着け、早く着け、そう願っていました。
腰を引いてなんとか逃げたりし続け、やっと駅に着きました。
僕は一目散に、股間をバッグで隠しながらおりました。
後ろを振り返ると、女性は僕とは反対方向に歩いていました。
ほっとしました。
必死に早歩きして、僕はトイレに向かいました。
カウパーが大量に出ていて、トランクスの中はビッチョリ濡れてしまっていたからです。
朝のトイレは混雑していて、拭く事も出来ず出ました。
つづく
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