離婚してからほぼ毎年、正月は実家でダラダラしてきた。昔は幼い子供達を連れて来てたから、ゆっくりなんてまずムリだった。上の子が高校生に、下の子が中学生になったタイミングで離婚。普段普通に会ってるから、子供達とはあんまり離れた生活をしてる意識はない。ただ元嫁と会わなくなったってだけかな。子供達とダイレクトに連絡取ってるし、用があったら子供経由で言われるし。
そんな子供達は年末年始になると元嫁両親とワイハ~に行く。俺も離婚前は何回か駆り出されたが、想像通り全く楽しくもない時間になるわけで。基本、俺だけ部外者だからねw
というわけでその年も実家でダラダラ予定だった。なのに妹が子供を連れて帰省しやがった。いつも来る旦那がインフルでダウンしたらしく、まぁ避難してきたって話。幼稚園児と小学生の子供2人が俺をパパ代わりに使うわけです。
「どうせアンタ暇なんだから」両親にもそう言われる始末で、結局子守担当になってた。そして年始には初詣にも付き添う事に。最悪な年始めだ・・・・と思っていたが、実は最高の年始めになった。
妹が毎年行っているという某神社。言わずと知れた超有名な所なので、超絶に混んでるのは容易く想像できる。実際行ってみると地獄だった。なんで年始早々こんな地獄を・・・・と思いつつ、子供を抱っこしたりして耐え忍ぶ。優しき兄貴なのです。
参拝の列に並んでいると、ちょっとトラブル発生。後ろの人たちが喧嘩し始めたらしく、いきなりドドドドッと押し込まれたんです。幼稚園児は抱っこして、小学生は俺の腰に抱き着いてる状態。妹は簡単に押し流される始末だし、とにかくちょっとヤバかもと焦った。というわけでグッと力を入れて対応してると、右から女性が倒れかかってきたんです。彼女もまた妹と同じく、耐え切れずに押し流されてる状況。
俺を見上げながら「ゴメンナサイ」というのがやっとの彼女。今どきの20歳前後って感じの子で、まぁそこまで可愛いタイプじゃないwでも俺の右腕に柔らかい巨乳をぐにゅ~っと押し付けてきてた。さすがにこれはヤバいと思い、彼女より体を前に出す事にした。じゃないと俺がオッパイに腕をグリグリしてるように見えちゃうでしょ。満員電車で痴漢に間違われない為に工夫するじゃん?あれみたいなもんw
察してくれたのか、彼女は俺の右背後に回ってくれた。でも急に今度は思いっ切り俺に抱き着いてきた。寄り掛かってきたと言った方がイイかな、右の肩から脇腹にかけて。後ろから怒鳴り声と女の子の悲鳴まで聞こえる。「痛い」とか「イイ加減にしろ!」とか喧嘩してる奴らに周りがブチギレてた。
やっと落ち着いたのは数分後。最後の方は巨乳彼女が俺の背中に思いっ切り抱き着いてた。もうオッパイなんて気にする気も更々無い感じで。しかも腰に抱きついてた甥っ子と手を繋いでたw二人して協力しながら耐え忍んだみたい。ハプニングで作られた甥っ子との絆が垣間見れた瞬間だったw
恥ずかしそうな顔をしながら、俺に何度も謝ってた彼女。その後は順調に進み、無事参拝できた。俺もそうだが子供達もちょっとお疲れ。というわけでちょっと人がいない場所を探してそこで休憩してた。妹はブツクサと文句を言うし、マジで最悪だった。
そこにさっきの巨乳ちゃんがやってきた。「さっきはスミマセンでした」って。「いやいや、こちらこそ、この子の手持っててくれて有難う御座いました」聞けば20歳のJDちゃんだという。インスタに映える写真載せたいが為に来たけどそれどこじゃなかったと笑ってた。
ここで彼女のインスタを見たのがデカかった。アイコンも名前も分かっちゃったし、他の画像まで見せてくれたのはデカかったな。この前のハロウィーンでのコスプレとかは最高だった。さすが巨乳っていう谷間丸出しのコスプレ。妹がいなかったら「超エロいねぇ~」とか言っちゃってたと思うw
その日の夜、イイねしてあげた。これがキッカケになった。俺のインスタは主に仕事絡みだから楽しくもなんともない。でも彼女からちゃんとコメントが返ってきて、そこからやり取りが始まった。
正月休みも終わってからも、JDとは繋がってた。俺が、というか、彼女の方から、です。インスタからも男のニオイは無い。ちなみに俺は40代ですからね、もう彼女からしたらオジサンですわ。なのにやたらと絡んでくる。オジサンの生態が気になるのか、どんな生活をしてるのか聞いてくる。だから離婚話もしてあげたし、仕事の話もしてあげてた。
そんな彼女、成人式だという。だからノリというか社交辞令で「じゃ~お祝いしないとだね」って言ったんです。そしたら喜んじゃって、美味しいもの食べに連れて行って下さい的なwおいおいマジか?と思いつつ、了解しておいた。
金曜の夜、高層階にある洒落たレストランに連れて行ってあげた。そこは仕事でもよく使うので割と融通がきく。高そうに見えて実はそうでもないシャンパンも用意してくれたし。こんな大人なデート初めてだと彼女も大感激。その後は最上階のバーに連れて行ってあげた。
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