スマホ表示での検索⇒ツイートしました

グラビアアイドルの卵①

僕は以前まで芸能事務所で働いていました。
とはいっても大手ではなく、小さなプロダクションです。
抱えていた芸能人は数名でした。
3年間しか働いていませんでしたが、1度だけ楽しい経験をしたので投稿します。
ちなみに、これは実話ではなく架空の話として読んで下さい。

当時の社長はある大手のプロダクション上りの人でした。
ですから必然と、その大手と繋がりもあります。
弱小事務所でしたから、ダイアの原石探しには力を入れておりました。
下っ端の僕もよく駆り出されたものです。

ある日、大手事務所に用事があり、レッスンをしているビルへ行きました。
用事も終わり、近所の喫茶店へ行った時、ある女性と出会いました。

お客は全然いなくて、僕とその女性の二人だけ。
一目見た時から、その綺麗さにシビれました。

「スミマセン、もしかして○○・・・・に所属されてますか?」

思い切って声を掛けてみました。

「はい??」

完全に警戒モードで、しかもちょっと怒っている感じ。

「いや、私○○○・・・の者でして」

素早く名刺を取り出して見せました。

「所用で○○・・・・に行った帰りなんですけどね、もしかしたらと思いまして」

「はぁ~・・・○○・・・・でレッスン受けてますけど」

やっぱり。
そりゃそ~だよなと思いました。
こんな綺麗な子が、しかも事務所の近所にある喫茶店にいるんですから。

「やっぱりそうですよね。失礼しました・・」

そう言いながら机の上をみると、何やらレポートを作成しているようでした。

「もしかしてレポートですか?大学の」

「はい、次のレッスンまでに少しでもと思いまして」

「はぁ~それってアメリカの経営学?」

「そ~なんです。あまり授業出てないから分からなくて」

「よかったら少し教えましょうか?オレ経営学を専攻してたんで」

「いいえいえ悪いですよ、大丈夫ですから」

「そう?じゃ分からない事があったら聞いてね」

僕は席に戻り、仕事をしてました。
しばらくすると彼女が近付いてきました。

「お仕事中スミマセン、1つお聞きしても宜しいですか?」

「あぁ~イイですよ、何ですか?」

結局この1つがどんどん増えてしまい、彼女の時間ギリギリまで教えていました。

「本当にありがとう御座いました」

「もう少し忘れちゃってる事もあるけど、良かったら遠慮なく聞いてね?」

僕は名刺を差し出しました。

「レポート終わらせないと、レッスンにも気が入らないでしょ。遠慮しないでイイから」

「はい、本当にありがとう御座います」

別にナンパしたとかそんな気持も無く、数日後にメールがあるまで忘れていました。
仕事から帰ってTVを見ていると、彼女からメールがありました。
内容はもちろん、レポートの質問です。
メールなんかでは答えられるはずもなく、途中から電話に切り替えました。
ですがこれでもラチがあかなくなり、結局会う事にしました。

彼女はグラビアアイドルを目指す21歳の女性大生。
名前はマミとして下さい。
普通はこんな風に簡単に会う事は無理です。
でもマミも切羽つまっていたんだと思います。
半分仕上げたレポートの提出日は2週間後。
なのに10枚ぐらいしか進んでいませんでした。

車で某駅前の24時間マックで待ち合わせをしました。
ニット帽にメガネ(ダテでした)で、ラフな格好でやってきました。
実際可愛かったです。
華奢なのに出る所は出てて、喋りかけないでオーラが出てるような雰囲気でした。

ただ教えてるだけでしたが、心底楽しかったです。
今まで仕事以外では、こんな綺麗な女の子と接した経験が無かったので。

「これは~・・・」

なんて説明しながら接近した時の香りなんて最高でした。

この日以来、3回深夜のマックでレポートの手伝いをしました。
そして無事提出できた!とお礼のメールがあり、お礼の食事約束もしました。

貧乏だから安いお店で・・と言われて行ったのは、彼女たちご用達の居酒屋でした。
そこはあるグラビアアイドルだった女の子のお母さんがやっているお店です。
メジャーになった子は滅多に来ないそうですが、卵たちはゴロゴロいました。
二人だけで呑むかと思いきや、最終的には5人で呑んでいましたし。

店のお母さんが安心できる人なのか、みんな相当ブッチャけて呑んでいました。
誰々があの社長のとこに行ったらしいとか
あのスポンサーの社長はムカつくとか
触られたとか誘われたとか、ホントにブッチャけ話ばかりでした。

彼女たちって思っている以上に普通なんです。
恋愛もしたいし遊びたいし、ストレスだって溜まるし性欲だってある。
酔いがまわった頃には、恋愛&下ネタトークになりました。
5人いた中で19歳の子がいたのですが、彼女は凄かったです。

ドM体質らしく、今までのセックスが半端じゃない。
15歳でセックスの良さを知って、30過ぎの彼氏に相当仕込まれたそうです。
今でも部屋にはバイブが数本あり、オナニーが日課だと言っていました。
その時は彼氏もいなくて、欲求不満だったんでしょうね。

つづく

タイトルとURLをコピーしました