昼前になりA子からメールがありました。
迷惑をかけた事のお詫びと、また飲みに行こうとの誘い。
誘えば簡単に抱けるのは分かっています。
でもそれでは楽しくありません。
もっと引っ張って、もっともっと楽しみたい。
とりあえず次回も寝たふりをしてみる予定にしました。
それからなぜかA子からの電話が無くなりました。
クレームもなかったので、真面目に働いてはいるようです。
そして1週間後に、Aからメールがありました。
今週暇な日あったら飲みに行きませんか?
待ちに待っていたので、即空いている日をメールしました。
そしてその当日の20時半に、駅前で待ち合わせました。
1週間ぶりに会うA子は、上機嫌でなんだか楽しそうでした。
ここに行きたい!と言った店も、ごく普通のお店。
あぁ~結構気が利くんだなって思いました。
男の財布を気にしない女っていますからね。
食事中も嬉しそうでした。
「今週は電話しなかったの凄いでしょ?」
「どうしたの?仕事うまくいってる?」
「なんかねぇ~1人でも頑張れるのを見せたかったの!」
「ほぉ~偉いじゃん!成長した!えらいぞ!」
なんともまぁ~健気というか、初対面の時の印象とは真逆でした。
男に尽くすタイプのようです。
たくさんの派遣社員を見てきましたが、ダントツで美人なA子。
その日はホント心底楽しめました。
食事の後、今度はデートで使うバーへ誘いました。
値段はたいした事無いのですが、しっとりとした雰囲気のバーなんです。
「ここには大好きな子しか連れてこないんだよ~」
と笑いながら言うと、照れながら満更でもない顔をしていました。
夜這いしてきたぐらいでしたからね、気持は分かってはいるんですが。
しばらく飲んで帰ろうとしましたが、まだ飲みたいというA子。
明日から接待が続く身なんで、実は今日は帰ろうとしてたんです。
でも飲みたいというので、じゃオレの部屋で飲むかとなりました。
ドンキで飲みたい酒をガッツリ買い込んで帰りました。
借りていたお笑いのDVDを見ながら、ガッツンガッツン飲みました。
次第にお互い酔い始めますよね。
だからとりあえず交代でシャワーを浴びて、部屋着に着替えて飲み始めました。
眠さが限界になったオレは、またベッドで横になって寝てしまいました。
寝る前に、また夜這いしてくるかな?という期待もあったので。
どうやらあの時オレが起きていたのに、全く気が付いていないんです。
どうなる事やらと期待を胸に眠りました。
眠る前に寝ぼてたふりをして、スエットを脱いでTシャツにトランクス姿になりました。
これで用意は万全です。
つづく
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