久し振りにお姉ちゃんと出会って、初めてセックスをした日。
それ以来、何度も飲みに行っては部屋に帰ってきてセックスをした。
次の日が休みの時は、起きてセックスして、その後デートに出掛けた。
洋服を買いに行ったり映画を観に行ったり。
ある日、いつものようにセックスしてデートに出掛けた時、夕飯の時にお姉ちゃんが言った。
「やっぱり耕ちゃんだと気を使わないから楽しい」
「彼氏には気を使っちゃってるの?」
「うん・・・何か細かいんだよね、この前も帰りが遅いで喧嘩になったし」
「それだけ心配してんじゃない?モテるだろうから」
「束縛がねぇ~。彼女は何も言わない?」
「言うけど別に喧嘩にはならないかな」
「イイなぁ~喧嘩すると疲れちゃうんだよ・・・」
就活のストレス発散で、オレと遊んでいるのは薄々感じていた。
だから多分、ストレスが無くなったら会わなくなるんだろうと思ってた。
彼氏と電話で話す時のお姉ちゃんは、オレと話す時とは違う顔だったし。
好きなんだろうな~って分かってた。
暇がある度会って、エッチをしまくってた。
昔のようにオナニーの見せ合いもやったりして。
ドンキで買ってきたピンクローターを使ってオナニーさせたりもした。
ピンクローターを使いながらのフェラが興奮するみたいで
その姿が卑猥で卑猥で凄かった。
夏休みに1度だけ海にも行った。
日焼けして痛くて、お互い笑いながらセックスした。
夏が終わってしばらくした時、お姉ちゃんから電話があった。
「就職決まったよ!」
もうそろそろ終わりが近いって思った。
だから会える日は無理してでも会おうと決めた。
就職祝いをした日、初めてオレの精子を飲んでくれた。
初めてセックスした時から、ナマでヤッてたけど精子は初めてだった。
それが嬉しくて嬉しくて。
結局、お姉ちゃんとの関係は思った以上に続いた。
初出勤のお祝いもしたし、初給料で奢ってもくれた。
でも夏のボーナスでご馳走になってた時、結婚するって言われた。
結婚したらもう会えないねって言われた。
結婚するって言われてから半年後、お姉ちゃんは同棲を始めた。
そしてオレとの関係は終わった。
最後に会った日、お台場のホテルを予約してくれた。
それが最後の思い出。
終わり。
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