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美人キャバ嬢がホストに狂った末に@7P

ちょっと前の事なので、思い出しながら書きます。
事が事なので、詳細については勘弁して下さい。
俺も怖いのとか嫌なのでw

勤めてた会社をリストラされて、辿り着いた先は金融系の会社でした。
表向きはちゃんとした金融会社でしたが、実は裏では怖い系の事をやってたんです。
そんな事は全く知らなかったので、1年ぐらいはただひたすら真面目に仕事してました。
取り立てとかそんな怖い業務では無く、俺はほとんど事務系の仕事でした。
7ヶ月ぐらいした頃に初めて取り立てに同行した事があります。
でも皆さんが想像するような取り立てではなく、お茶を飲みながらほんわかした現場でした。
こちらがいろいろと提案したり、それに沿ってどうしていくか相談するだけ。
だから本当にちゃんとした会社だとばかり思っていたんです。

その後2ヵ月ぐらいした辺りだったでしょうか。
社員が一斉にインフルエンザにかかってしまい、業務が機能しなくなる事態になりました。
そしてこの時に初めて常務と接待の場へ行ったのです。
酒を飲む仕事では無く、運転と雑用が仕事です。
提携している駐車場があるから、そこから車を出して来い。
そう言われて「そんなの聞いた事無いなぁ」って思いながら車を取りに行きました。
キーでベンツだと分かっていましたが、触るのを躊躇するレベルのベンツでした。
緊張の中ベンツを走らせ、常務を銀座へ連れて行きました。
そしてここで常務がアッチ系の人間だと知ったんです。
接待相手もアッチ系の初老の男性で、僕は正直いって吐きそうなぐらい緊張してました。

常務を自宅へ送り届けていた途中、常務の携帯に電話が入りました。
「貸すか」「担保は」「いくらだ」「できるか」などと仕事の話をしてました。
そして急遽行き先を変更され、向かった先は会社からほど近い雑居ビルでした。
僕は「車で待ってろ」と言われたので大人しく待ってました。
30分ほどで常務が戻ってきて、何事も無く自宅へと向かいました。
これが初めて表業務以外の実態を知ってしまったキッカケです。

次の日の早朝、インフルでダウンしてた営業の人から電話がありました。
この人から初めて電話が掛ってきたので驚きました。
「昨日常務と一緒だったんだって?」といきなり言われました。
「そうですよ」と答えると「誰にも喋らないように」と釘を刺されました。
あ~やっぱり見ちゃいけない物を見ちゃったんだなと痛感しました。
当然誰にも言いませんでしたが、辞めたくて仕方が無くなったのは言うまでもありません。

勤務して1年半ほどした辺りに、常務から仕事中に電話がきました。
あのビルに書類を持ってこいという内容です。
「そこでお前しか知らないから」と言っていました。
冷静に考えると凄く怖い事なんです。
だってその場には僕の上司にあたる人や先輩達だっていたんですから。
その人達が知らないって何だよと、背筋が冷やりとする感じがしました。

徒歩でそのビルへ行き、エレベーターで指定されたフロアーで降りました。
一番奥にあるスチール製のドアの前へ行き、インターフォンを鳴らしました。
ふと見上げると上にはカメラが付いています。
こえぇぇ~と思っているとドアが開き、息をするのも忘れそうな時間がスタートしました。
まず出てきた男はどうみてもアッチ系。
白いジャージ姿で坊主頭に薄いサングラスをしてた。
「おう、良いぞ」僕に手招きをしてきたので、お邪魔しますと言って入りました。
ドーンと広い空間の中に、間仕切りが幾つかありました。
その一番奥に促されて入っていくと、ソファーに常務が座っていました。

書類を渡して目の前の状況を見ながら考えてました。
どうやら常務の向かいに座ってる若い男性が借金を申し出ているんだろうな。
それにしても周りの厳つい兄さん達は何でこんなにいるんだろう。
対応してくれた坊主頭と常務以外に、完全にアッチ系の男達が4人もいたんです。
しかもソファーの周りを遠巻きに囲った状況です。
緊迫感は感じられませんでしたが、僕にはとてつもなく怖い空気に感じました。
「もうイイよ、ありがとな」常務に言われてその場を出ましたが、脇汗ビッショリでした。

その日の夕方、また以前「喋るなよ」と釘を指してきた営業の人から電話がありました。
「19時には事務所に戻るから呑みに行くぞ」という強制的なお誘い。
あの事だろうなと思ったので素直について行きました。
そこで初めて詳細を聞いたんです。
アッチは本業の方で貸せない人達を扱う部門だという事。
どこどこの人がケツ持ちで、うちらとは全く関係が無い事。
知ってるのは僕を含めて3人しかいない事。
絶対に誰にも言っちゃダメだし、言ったらどうなるかは想像できるだろ?という事。

思い出しながら書いていたらこんなに長くなってしまいました。
どんな状況だったのかはもう分かると思うので、端折りながらスピードアップさせますね。

あっちのビルには毎回書類を届けるぐらいしか用はありませんでした。
記憶してるだけで半年の間に4回だけ行きました。
顔馴染みになった坊主頭は馴れ馴れしく離し掛けてくるようにもなってました。
4回目に行った日、中に入ると「今日はホストだぜww」と僕の肩を抱きながら嬉しそう。
真面目に暮らしてきた僕には、これだけで小便をチビるほど怖かった。

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