毎週のように通っていたので、店長とは仲良くなっていたんです。
指名していた姫(風俗嬢)が遅刻をして、事務所内で待機してたのがキッカケです。
年齢が近い事もあり、潰れる前の頃は、入店予定の女の子の写真まで見せてもらっていました。
仕事の合間をぬって通っていたので、さっそく16時に予約をしました。
そして当日、ジュースを買って、お店に入りました。
店長に聞いてみると、1人だけお客さんがついたらしいです。
それじゃ~俺は二人目か・・・
期待を胸に、店長自ら部屋に案内してくれました。
扉を開けると、キャバ嬢チックな女の子が立っていました。
「いらっしゃいませぇ~」
まだ笑顔が引き攣っています。
見た目は芸能人で言うと山本梓のような感じです。
「可愛い~ねぇ!山本梓に似てるって言われない?」
「そうですかぁ?何度か言われた事ありますけど、アタシは似てないと思いますよ~」
軽い雑談をベッドで開始いました。
「今日初めてなんだって?緊張しまくりでしょ?」
なるべくニコヤカに、私は話しかけました。
「そ~なんです。何喋ったら良いのか分からなくて・・・」
「接客業も初めてなの?」
「いいぇ、この前はキャバクラで働いてましたぁ」
「じゃ~慣れたもんでしょ~。お酒が無いだけで、男を転がすのは同じだし」
聞いてみると、彼女はもともと神戸にいたらしいのです。
そしてついちょっと前に実家に帰って来て、ここで働く事になったとか。
持ってきたジュースを渡し、緊張を解す為に話をしました。
「イイ~んですかぁ?前のお客さんはスグシャワーだったんですけど」
「イイ~の、イイ~の。可愛いから話だけでも楽しいしね」
そんなのウソなんですが、あえて言いました。
彼女は胸の谷間が良く見えるドレスを着ています。
言われていた通りの大きなオッパイ。
それは当たりかも・・・
そう思った私は、彼女に言いました。
つづく
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