ふと昔の事を夢に見たので、思い出しながら投稿します。
高3の時、なぜか高1の女の子が俺の事を好いてくれてた。
学年が違うと接点なんて無いんだけど、友達がその子の同じクラスの女の子と付き合ってたから、そんな話が伝わってきてた。
正直顔も好みじゃないしまだ子供って感じだったから、ぜんぜん相手にもしてなかった。
卒業して浪人する事になった俺は、予備校に友達数人と通ってた。
夕方校舎の前で喋ってたら、なんとそこにあの子が登場。
2年になったから予備校に通う事にしたって喋りかけてきた。
当時の面影はあったけど、1年の時とは違って妙に大人になってた。
いなくなって友達数人が一斉に発した言葉。
「なに?あの巨乳は!」
前から胸が大きいのは知ってたんだけど、その時初めて彼女のスタイルの良さに気が付いた。
ピタッとしたニットのせいで痩せてるくせに巨乳が目立ち、ミニスカートから覗く脚はスレンダー。
顔は少々残念だったが、みんなは「あれなら余裕で食える!」と大絶賛だった。
そんな事を言われると受験のストレスも溜まってる俺は、ちょっと気になるようになってしまった。
それでも受験に一生懸命だった俺は彼女と会えば喋るようにはなったけど、別に手を出すとかはしなかった。
そのまま受験シーズンになり、連絡先も知らなかったから自然に会う事も無くなっていった。
無事受験が終わり第一志望に合格した俺は、同じ予備校に通ってた友人たちとお疲れ会をやった。
夜半過ぎになって他の元クラスメイトも合流して、20人近くになって宴会をしてた。
そこにあの子の情報を持ってきたヤツも来て、俺にこんな事を言い出した。
「連絡先聞いてやるから今から電話しちゃえよ~」
悪ノリする友人たちにのせられ、俺はその場で電話する事になった。
ただ電話するだけだったのに、友達を呼ぶ事になって女の子7人が合流。
今だから話せるけど、完全に未成年の俺達は酷いドンチャン騒ぎをし始めた。
酔っ払った俺やその子に周りが悪ノリして、初めてキスをしてしまった。
隅っこで胸まで揉んだりして、相当アホな事をしてたと思う。
楽しかったのは1時ぐらいまでで、俺はその後気持ち悪くなっていった。
心配した彼女は俺に付き添い、タクシーで帰る俺を見送ってくれた。
タクシーに乗ろうとした時吐き気を覚え、道の端で嘔吐。
結局タクシーには乗れず、彼女が買ってくれた暖かいお茶を飲みながら吐きまくった。
こりゃ~帰れないなとなり、横になりたい一心で近くのラブホへ。
ホントにこの時は下心は無く、ただ楽になりたいだけだった。
買い込んだ水を飲んでは吐いて、ようやく楽になったのは朝の5時ごろ。
彼女は寝てしまっていたので、俺はゆっくりお風呂に入ったりしてた。
吐きまくったせいで二日酔いもなく、元気になってみると目の前に横たわる女体に目が釘付け。
彼女は備え付けの浴衣みたいなのを着ていて、仰向けになっているせいで胸元がパックリ丸見えだった。
ピンクのブラからコボれそうになった巨乳。
見ているだけでムクムクと息子が目覚めていくのが分かった。
こんなに看病してくれたのに、寝込みを襲うなんてできない。
人として好いてくれる相手の気持ちを利用するのも以ての外。
ダメだダメだと自分に言い聞かせながら、俺は少し間隔をあけて横になった。
初めはドキドキしてて寝付けなかったけど、気が付いたら寝てたみたい。
「先輩・・・先輩・・・」と揺すられて目が覚めた。
彼女は既に私服に着替えていて、ほのかにシャンプーにニオイもしてた。
俺が寝ている時にシャワーも浴びて、帰る準備をしていたらしい。
「10時までに出ないといけないんですよ、もう9時過ぎてますから起きて」
あぁ~もうそんな時間かぁ~と思いながら横になっていると、ハッ!と息子の異変に気が付いた。
思いっ切り朝勃ち状態で、トランクスにテントが張った状態だった。
彼女はそれに気が付き、「朝から元気ですねぇ~」と笑いながらポンポンと息子を叩いてきた。
謝りながら布団で隠して、彼女の昨晩のお礼を伝えた。
後日、改めてお礼という事で食事に誘った。
そんなお金も無いからリッチな食事でもなく、2人で4千円もあれば十分な店でごちそうした。
その時初めて彼女から「アタシ彼氏がいるんです」と聞いた。
数週間前から付き合いだしたらしい。
俺の事は憧れと思い、やっと他にも好きな人ができたと言ってた。
胸の奥で変なモヤモヤした気持ちが湧いてきたけど、口では「良かったね」と言っておいた。
帰ろうとした時彼氏から電話があって、それを聞いていた時もモヤモヤした。
駅まで送っていくと歩いている途中、突然「先輩にお願いがある」と言われた。
「初めてを先輩で・・・」
つづく
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