ある日の金曜日、友達が飲み会を開いてくれた。
いつもの飲み会メンバー4人。
女の子は、都内で働く20代半ばの女の子4人。
場所はいつもの新宿の居酒屋。
なぜかこの店は、ガラガラなのに潰れない。
週末の夜なのに静かだからよく使うんだ。
飲み会は快調にスタート。
ツッコミ役からボケ役、ちょっと真面目系などなど
いつものメンバーだからやりやすい。
だいたいスタートしてからしばらくすると、誰を狙っているのか決まる。
みんな欲望に素直だから、ハッキリ狙いを表現するんだ。
俺は目の前に座っていたカヨちゃんが狙い。
ちょっとおっとりした感じで、痩せすぎず太すぎずの体系。
洋服の上からも分かる巨乳。
俺は巨乳が大好き。顔よりまずは巨乳。
それを知ってるメンバーは、カブらない為に巨乳を残してくれるんだ。
俺達の飲み会は「一気」なんてしない。
楽しく飲んで、その後は各自の別行動。というか努力。
この日もかなり楽しんだと思う。
スタートが19時だったから、次はカラオケへ。
ここからだいたい動きが加速していくんだ。
トイレに行く時、人が歌っている時、コッソリ内緒話をする。
メアドの交換とか、デートの約束とかね。
カヨちゃんがトイレに立った時、俺も後を追った。
トイレまでグルっと回る感じの通路。
俺たちはメアド交換をした。
トイレから出ても待ち伏せ。
「可愛い女の子が酔っ払ってるから、1人じゃ危ないでしょ」
そう言いながら、待ち伏せを正当化する。
「ほらぁ~フラついてるよ~」
腕を掴む。
プニュっとした感触。
この柔らかさ・・・オッパイも確実に柔らかいな・・・
腕を握られても嫌がらないし、うまくいけそうだな。
そう思いながら、笑顔で会話を続けた。
午前0時を過ぎ、それぞれが帰り出した。
方向はちょっと外れるが、俺は強引にカヨちゃんをタクシーに乗せる。
俺と男友達の2人は、飲み会の帰りは毎回タクシーに乗る。
近所だから割ると安いから。
俺たちの真ん中にカヨちゃんを入れた。
友人はけっこうベロベロ状態。
タクシーに乗って数分でイビキをかきだす始末。
カヨちゃんとゆっくり喋れるから都合イイんだけど。
彼女は友達と2人暮らし。
高校生の頃からの親友なんだってさ。
出身は地方。都心から新幹線で2時間半ってとこ。
2年ぐらい前に上京。
年齢は24歳で、もちろん独身。
推定Fカップ。
マンションの前で彼女を降ろし、俺たちは家へと向かった。
タクシーの中でカヨちゃんからのお礼メールが入った。
「今日は楽しかったです♪送ってもらってありがとう!
今度また飲みに行きましょうねっ」
その日から1週間後、俺はカヨちゃんに会った。
「うまいもんでも食べて、深夜のドライブにでも行こうよ」
待ち合わせは銀座。
何度か仕事の付き合いで行った事のある中華料理屋に向かった。
「高いんじゃないのぉ~ここ」
「まぁ~イイじゃんイイじゃん。美味しく食べようよ」
今日は髪の毛をアップにしてて、前より可愛らしさが光ってる。
俺はどんどん彼女に惹かれていった。
夕食の後、車に乗りお台場に向かった。
お台場には朝までやってるゲーセンがあるからね。
いろんなゲームをやった。
はしゃぐ彼女。
見ていて楽しかった。
帰る前に、夜の海へと行ってみた。
お台場の海に行った事が無いと言うから。
カップルで賑わう海辺。
俺たちは空いているベンチに座った。
そしてキス。
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