部屋主と斉藤は同小・中で、なんと斉藤の兄貴と同級生らしい。
小さい頃から斉藤の事を知ってたという。
高校を卒業して偶然電車で斉藤に会い、そのまま部屋に連れ込んだらしい。
「そんな簡単に?」と聞いたら、「簡単だったけどアイツ処女だったよ」と笑ってた。
別に付き合うとか言わずにそのまま部屋に遊びに来るようになり、斉藤は学校帰りに立ち寄れるからなのか、週2~3回は来ていたらしい。
ある時高校の後輩が部屋に遊びに来てて、そこに斉藤もやってきたという。
後輩が童貞だという話になり、先輩が「お前ヤラしてやれば?」というと、斉藤は「えぇ~~」とか言いながらもヤラしてあげたらしい。
それがキッカケで童貞の奴らが「俺もお願い!」と来るようになり、斉藤はよっぽどの事が無い限り毎回「えぇ~~」と不満そうな態度をしながらヤラせてくれたという。
部屋主は使って無い部屋に布団を敷き、後輩たちにそこでヤラせ始めた。
これは軽いバイトになると思ったんだろうね、3千円もらって部屋を提供し始めたみたい。
「ちゃんと斉藤の為に使ってるし」と言っていたが、どうなんだろうねって思った。
そんな話を聞いている間も、奥の部屋からは喘ぎ声が聞こえまくり。
パンパンと肉のぶつかり合う音も炸裂してて、高一の俺にはリアルに刺激的過ぎた。
それは友達も同じだったらしく、軽くドン引きしてたと思う。
「お前らもヤルんだよな?」と言われ、俺たちは3千円を渡した。
先輩は「俺はイイよ」と断り、同級生と喋ってる。
お前らジャンケンね?と言われたので、したら俺が先にヤル事になった。
俺の前には2人の先輩がいたので、早くても後1時間後ぐらいだと言われた。
その間に言われたのは、斉藤との事は学校内で秘密にするんだぞって。
斉藤もシカトしてるらしい。
多分お前らが行ったら吃驚するぜぇ~と笑っていたが、かなり俺は緊張しまくりだった。
ドキドキしながら順番を待ち、とうとう俺の番がまわってきた。
メシ食いに行くから20分で交代な?と言われていたので、時間を確認してドアを開けた。
6畳ほどの部屋の中央に布団が敷いてあり、そこに斉藤が全裸で座ってた。
曇りガラスだったからカーテンはしてないので、部屋は夕暮れの薄暗い感じ。
でも互いに目を合わせた時に、「よう?」「あっ!」みたいな感じになった。
「5組の人だよね?この前休み時間に来てた・・・」
「そうそう、分かる?」
「うん、知ってるよ~吉野君でしょ?」
同中のヤツからあの休み時間の後に聞いたらしい。
俺達が偵察に行ったのがバレバレだったってわけだ。
斉藤は隠そうともせず、ふくよかな胸を露わにしてアグラをかいていた。
目のやり場に困りながら、俺はチラチラ胸や股間をチラ見しまくり。
「吉野君もするの?」
「そのつもりだったんだけど、ど~も信じられなくてさ」
「学校じゃ秘密だからね」
斉藤は休み時間の様な笑顔で、口元に人差し指を当てて言ってきた。
「なんか緊張し過ぎて無理かも・・」
「えぇー?そんなもん?みんな襲い掛かってくるのに」
「いやぁ、俺気が弱いからさぁ」
笑うたびにプルプル揺れるオッパイをチラ見しながら、気が付けば10分近く喋ってた。
入ってスグに分かったけど、部屋の中は明らかに精子臭い。
ジメジメした空気で、安っぽい風俗にきたような印象。
それがまだセクロスに夢見る青年の心をブチ壊したんだろうねw
萎え萎えになってた俺は、結局セクロスは諦めた。
「なんかもうイイや」
「アタシは別にどっちでもイイけどぉ」
「ゴメンな?」
「なんで謝んのよぉ~」
「いやぁ~男として情けないかなと」
「逆に新鮮なんだけどぉ~ウケるぅ~」
こんな会話をして、何もせぬまま20分が経過した。
「また学校でな」と言って部屋を出た。
友達に「どうだった?」と聞かれたが、何も答えずに「早く行けよ」と背中を押した。
部屋に入っていった友達は、10分少々で出てきた。
出てきた瞬間全員が爆笑。早漏じゃねーか!とゲラゲラ笑いまくりだった。
しかも斉藤の喘ぎ声も無かったから、俺以外の先輩たちは笑い転げてた。
駅までの間に、俺は友達と先輩に正直に言った。
「もったいねーなぁ!」と言われたが、逆に「よくデキたな?」と言ってやった。
先輩は俺の気持ちが分かるらしく「俺ももうヤリたくねーな」と言ってた。
友達はまた今度お願いしようかなとウキウキモード。
羨ましいヤツだなーと喋りながら帰った。
それから学校で斉藤に会う度、目だけで挨拶をするようになっていった。
学校にいる斉藤からは想像できないわけで、当然密かに俺のオナペットになってた。
友達はというとその後何回か行きたいと言ったらしいが、ダメと断られ2回目は無し。
誰からも斉藤の話を聞かなくなって、そのまま2年3年へと進級していった。
つづく
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