どー考えてもヤバくないかって思ってる事があった。俺自身の事じゃないから、お節介というか関係無いのかもしれないが。何だろう、胸の奥が締め付けられるような、そんな気分なんだよね。
先週末の事なんだが、久し振りに大学の時の友人達と飲んだんだ。6人集まって、その中には2年ぐらい会ってないヤツもいた。その1人がアツシっていう男。コロナ禍って事もありなかなか会えなかった。
1軒目はメシを食いながらで、2軒目から本気呑みになった。そこでやっぱり気になるのが各々の給料と女関係。アツシを含む2人がちょっと稼げてないメンバー。それの悔しさが引き金になったんだと思うんだよね。アツシが女絡みの話をし始めて、まぁ~自慢なんだが、その流れでセフレを呼ぶみたいな事になっちゃってね。
学生時代から俺達は遊び系のサークルに入っていたわけでもないし、ナンパとかできるような輩でもない、ごく普通の学生だった。そんな俺達からすると、セフレ?有り得ないだろぉ~!ってなる。なのにアツシに今現在いて、呼べばここにも来るって言うんです。巨乳だとかセックス大好きだとか素晴らしすぎる前情報。そりゃ~見てみたいですよね。んで全員一致で呼んでもらう事になった。
連絡を入れて1時間。やって来た女の子を見て全員が絶句だった。アツシ自らが上げまくっていたハードルを軽々しく飛び越える上玉。ふつ~にグラビアアイドルとかって紹介されても信じてしまう。目はクリっと大きく、少しロリ系の可愛らしい顔立ち。
そして何よりボイィ~ンと盛り上がった巨乳と、細くて長い手脚がアンバランス。彼女のするのでさえ並大抵じゃないと思える女の子。なのにセフレだと??恐らく俺以外の友人達の脳内もそんな感じだったと思う。簡単に言えば「マジかよ」という言葉が脳内で暴れまくっていた感じ。
「こんばんわぁ~」
柔らかい口調と可愛らしい笑顔での挨拶に言葉を失う。友達曰く、お前らの顔、マジでヤバかった、らしい。顔の筋肉が硬直していて、引きつっていたらしいw
お酒も入っていたせいで、すぐに緊張はほぐれていった。でもね、そうなるにつれ、妙な違和感を感じ始めたんだよね。なんかこの子、ちょっと変じゃね?と。その違和感は俺以外も感じ取ったみたい。
トイレで用を済ませて出てきた時、ある友人がいて「あれ、大丈夫か?」って。ピンときたから俺もすぐに「だよな」と返事した。互いに違和感を感じている者同士だと分かり、ちょっと探る事にしてみた。
途中でアツシに邪魔されたので中途半端になった。でも「やっぱりな」という確信が持てるだけの情報は聞けた。恐らくだけど、彼女、知的障害ギリギリ。偏見もないし差別する気も全く無いよ。公立だった事もあり小学校・中学校と知的障害の同級生いたしね。彼女の場合はギリッギリって感じなんだよね。
まず九九なんてほぼ覚えてない。だから簡単な掛け算も割り算も出来ない。足し算ですら指を使い出すぐらい。というわけで高校には通っていない。受験すらしなかったと言っていた。割りと裕福な家庭みたいで、両親から行かなくてもOKだと言われていたとか。逆に兄弟はバリバリ勉強してたみたいだが。
勉強が出来ないからギリギリだと思ったわけじゃない。物事の判断が出来ないからそう感じたんだよね。もう20代なのに、電車の乗り換えが出来ない。目の前の電車がどこに行くのか、自分が行きたい駅に行くのか、調べるとか考えるとかが出来ないらしい。
だからスグに駅員に聞くらしいので、乗り換えがあると時間がかかるという。じゃ~アプリ使えよって思うでしょ?それが使えないわけさ。どこにどう向かってるかが理解できないのさ。最悪、今自分がどこにいるか理解できなくなるって。というより地図を見ると「もうむり~w」って笑う。
理由を教えてくれなかったけど、彼女はアツシを絶対的に信用していた。アツシが白だと言えば、黒が白になる、そんなレベル。変な宗教の教祖レベルじゃねーかって思えるぐらいだった。
別にイイんですよ。そんな女の子だって恋愛するだろうし、セックスだってするだろう。だけどアツシは全てを理解した上で利用してるように思えた。だから俺と察していた友人の1人は、ちょい引き気味で見ていた。なのに酔って調子に乗った友人の1人が煽てまくっちゃってさ。
さらに調子にのったアツシが彼女のオッパイを目の前で揉んだんだよね。「いやぁ~~んw」みたいな反応なわけ。目の前で見ていた友人は「うぉぉーっ!!」って興奮。それを見て気分が良くなったのか、アツシが「揉んでみる?」って誘ってた。
「えっ?マジ?イイの?マジ?」戸惑いつつも揉みたい空気全開の友人を見てアツシが彼女に言う。「イイよな?別に減るもんじゃねーし、嫌いじゃねーだろ?」すると彼女は笑いながら「そ~だけどさぁ~~恥ずかしいじゃ~ん」て。そこにアツシが「イイじゃん、揉ませてやれよ」と畳み掛ける。
ついでに友人までもが「お願いしまっす!!」と追い打ち。そしたら彼女「少しだけだよぉ~」と了承しちゃってさ。周りからは見えないような角度を作って、その子のオッパイ揉みまくってた。
揉まれながら彼女が俺の方とかチラチラ見てくるんだよね。恥ずかしいというか恍惚の表情というか、もう何か複雑な気分だった。友人が調子に乗って乳首を服の上からだけど摘んだらしい。そしたら彼女、口を手で覆いながら「んふぅんっ」とかエロい声出してた。これで友人に火がついた。
「ちょっとだけ、ちょっとだけ」そう言いながら服を捲りあげる。それをアツシも応援しながら手伝う。客がまばらな店内の片隅で、片乳を出しちゃっていた彼女。ブラをペロンと下げられ乳首までも露出。その乳首に友人がしゃぶりつき始めちゃって大変。彼女は口を手で塞ぎながら感じまくってた。
さすがにヤバいと思った近くの友人が止めに入ってくれた。だけどそれに乳首を舐めていた友人が猛反発。冷静に見ていた友人が「だったら3人で店変えなよ」と説得した。乳首舐めから5分後、3人は店を後にした。3人が消えた後、俺達は脱力感を感じながらマッタリと飲んだ。
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