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間男が書いた寝取り宣言の手紙を読む妻@5P

半身浴していたという嫁は顔を赤くして少し汗ばんでる。
今までちょっとした運動でもしてたのか?っていう感じに見えた。
でもいつも通りの嫁なので、特に違和感は感じなかった。
2階で着替えてきてソファーに座る。
買って来た食材を温めたり皿に出したりしてる嫁をぼんやり眺めてた。
TVをつけてソファーに寝転んだ時、不意にゴミ箱に目が行った。
ん?と思うぐらいティッシュがテンコ盛り。
だからそのゴミ箱を手に取り中身を捨てようと歩き出した瞬間、嫁が大慌てで「アタシがやるからイイよ!」と小走りで寄ってきた。
ゴミ箱を奪い取り、俺にはゆっくり座っててという嫁。
猛烈に怪しい動きだったが、疲れてる俺を気遣っての事だと思ってた。

その日の夜中、飲み過ぎて喉が渇いた俺はキッチンへ。
炭酸を飲もうとしたらこぼしちゃって、キッチンペーパーで拭いてた。
そのゴミをゴミ箱へ。
ゴミ箱のフタを開けた瞬間、栗のようなニオイがプ~ンと臭ってきた。
このニオイは間違いようもない。
精子のニオイだ。
ティッシュに精子を出して、それをゴミ箱に捨てておく。
すると薄っすら臭ってくるでしょ?あの独特なニオイが。

蓋を閉めた俺の脳はフル回転。
リビングに入った時のニオイ、ゴミ箱を慌てて奪い取る嫁、そしてこのニオイ。
全てが繋がっていく気がした。
そしてその場で俺は固まってしまった。

どのくらい固まっていたのか、気が付いた時には涙が溢れ出てた。
俺の知らないうちにアイツは浮気してたんだ。
しかもこのマイホームで。
そう思えば思うほど涙が溢れ出てくる。
俺はそのまま朝までキッチンに座り込んで泣いてた。
時間にして4時間ほど。
それほど泣くと逆にスッキリもする。
妻の浮気がスッキリしたわけじゃないけどね。

朝何事もなかったかのように妻に接した。
そしてその日の夜、友人に連絡をして飲みに行った。
大学時代の友人で、確か地元の同級生が探偵業をやってると聞いた事があった。
会って早々にその話をすると、その場で電話をしてくれた。
そして暇だからと言って30分ほどでやって来てくれた。
俺は恥を偲んで全てを話した。
すると探偵君は「証拠を押さえないと」という。

動体検知の小型カメラを数台貸してくれるという。
それを置いて証拠を確保すべきだと言われた。
言い逃れは簡単なので、確実な証拠を絶対に確保すべきだと。
今まで扱ってきた案件を例にして色々とアドバイスをしてくれた。
でも最後はやっぱり証拠だった。

さっそく次の日の夜に探偵君と会い、小型のカメラを3つ貸してもらった。
詳しくは書けないが、カメラ以外のある物にしか見えないカメラ。
10時間ほど撮影できるし、動体検知するので撮影できるはずだという。
俺と探偵君で決めたカメラの置く場所は3つ。
玄関の扉が真正面から見える場所。
リビングを一番見渡せる場所。
そして最後は寝室のベッドが確実に見える場所。

言われた通り事前にテスト撮影した。
出勤する前に電源を入れて帰宅後にそれをチェックする。
平日だからなのか、嫁には怪しい動きは無かった。
角度を少し調整したりして1週間。
アドバイス通りにウソの出張を嫁に伝えた。
その方が手っ取り早くヤツ等は動いてくれるという。
一度夕方過ぎに帰宅してから出掛ける予定だと伝えた。
本当は会社近くのビジネスホテルに一泊する。

嫁が仕事から帰ってくる前の18時ちょっと前に一時帰宅。
カメラの電池量を確認して撮影開始。
明日早朝までは確実に撮影できる。
動きがなければもっと撮影できる可能性もある。
だけど午前中には帰宅する予定になってたので問題なし。

いざとなると眠れないものである。
外に出かけて1人でゆっくり酒を飲んだ。
そして嫁と出会った当時の事や浮かんでくる思い出を考えた。
思わず泣きそうになったが、周りに人がいて我慢出来た。
多分1人だったら泣いてたと思う。
キッチンで泣き崩れた時みたいに。

ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
少し早かったけど出社して、10時頃一時帰宅した。
カメラの電源は切れてた。
それを見て撮影したんだろうなと覚悟ができた。
カメラを回収して荷物を置いて家を後にした。

何度か使用した事がある漫画喫茶へ向かった。
入るなりノートPCを立ち上げ、カメラからSDカードを抜き取った。
そして中身をチェックしてみた。
見るに耐えない中身だった。
想像を通り越しておぞましさまで感じるモノが映ってた。

突然電気がついた玄関が映り、そこに妻が立っていた。
その後ろには扉を支えている1人の男が。
後手でドアを閉めた後、靴を脱ごうとしている妻の腰に手を絡ませる。
そして引き寄せてバランスを崩した妻を抱き締めてキス。
妻も慌てて体に抱き付いたような仕草の後、男の首に腕を回し始める。
体をクネクネとさせながら濃厚なディープキスを玄関でしていた。
ボリュームを上げてイヤホンを装着。
すると妻の声が聞こえた。
「ダメでしょ~こんな所で♪」
楽しそうな嬉しそうな口調だった。
その口調に俺は心底驚いた。
この口調って事は妻は自ら楽しんでいると言っているようなモノ。

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